今回は赤飯作りについてお話をします。フリマでよく売れるのが赤飯です。こちらではおめでたい時に赤飯を炊きますが、それ以外の普段の日でも赤飯を炊いて食べることがあります。でも、赤飯を一番使うのがお盆の時ですね。それ以外は結婚式の料理に赤飯がでます。
我が家は、長年餅屋を営んできました。父親がなくなってからは商売はやめましたが、私も小さい頃からお餅を作ったり、和菓子を作ったり、赤飯を作ったりしていました。やっぱり躰で覚えた技術は忘れません。お菓子作りもそうですね。料理もそうですね。躰で覚えた味や火加減は忘れません。
今回は我が家で栽培した、無農薬、無化学肥料のお米です。太陽の恵みだけで作った餅米で赤飯を作りました。赤飯は餅米だけで作ります。飯米を入れる人がいますが、あまり美味しくありません。やっぱり赤飯は餅米だけですね。
お米をとぐことから始めます。お米がなければ赤飯はできませんからね。最近、お米のとげない人がいますが、米の表面についたぬかをしっかりとらないと味が悪くなります。といだ米汁はボカシを入れて、堆肥に撒いたり、排水口に入れたりします。ものは大切に使うことも自然農園を経営する私たちとしては考えなければならないことです。
写真はといだ米と米の汁です。