熊野古道
妻が仲間になっている森の会があります。今年は森の会で熊野古道を歩くことになりました。熊野古道はいろいろなルートがありますが、私たちが歩いたのは大阪からのルートです。 初日は島根県から和歌山県まで熊野古道の入り口まで行くだけの旅でした。大坂から和歌山を経て熊野に至る紀伊路を歩くことになり、田辺で熊野本宮に向かう中辺路(なかへち)に行きました。 熊野古道は世界遺産になり、大変整備されていましたが、やっぱり厳しい山路もありました。去年は北海道の羅臼岳に登りました。その時は7月だというのに雪があって、とても辛い登山でした。その反省の甲斐あって、今年は少々のことではへこたれないように数日前から準備運動をして熊野古道にのぞみました。 山合の小さな道を登っていると、遠い昔の人を偲ぶことができました。最所の宿は「とちご」という深い山合の小さな旅館でした。大型バスで行きましたが、そのバスがやっと通るほどの道をくねくねと行きました。バスの運転手さんの運転は最高にうまかったです。