テーマ:子育て現在進行形(1980)
カテゴリ:シュタイナー教育
前回に引き続き、『子どもの心のコーチング』から先生がお話してくださいました。 自己肯定感=どんなことをしても自分を愛してくれる を育む。 褒め言葉はその子を支配する言葉になり得る。 褒められたときだけ存在価値があると思う。 褒めてくれる人がいないとやらない。褒められないと不安になる。 叱ること、脅しも支配。 怒られないと行動しなくなる。 【叱るのは命に関わることだけにする。】 ☆ 人の役に立つ喜びを教える すべてのマナーの基本。 肯定的にやる気にさせる。 見返りを求めない。 だれかが幸せになるために役に立つことがうれしい。 ↓ まずは親の役に立ってもらう(お手伝い)。 手伝ってくれたら褒めるのではなく、感謝する。 ○「ありがとう」「助かったよ」「うれしかったわ」 ×「いい子ね」「えらいよ」 親が自分の働きに対してどう感じているのか。 手伝いが親に肯定的になっている、役に立てていることを知る→自己肯定感 親が自分の気持ちをきちんとした言葉で表すことが大切。 子どもが心を動かされるのは親の気持ちを聞いたとき。 感謝、共感の中でだけ子どもとわかり合える。 人の立つ喜びを教えることができれば、社会的マナー(電車の中でお年寄りに席を譲る等)を自然に身に付けるようになる。 - - - - - - - - - - - - - - - - 勉強会の後の1ヶ月間、私も実践しています。 今、週2回ほど実家の家事もしていることもあり、手荒れがひどくて・・・ 息子が自分から洗いものを手伝ってくれるようになりました。 褒めるのではなく、感謝の気持ちをきちんとした言葉で伝えること。 これは親の勉強でもあるなぁと感じています。 「ママ、手荒れがひどいから、(息子の名)が洗いものしてくれると本当に助かるわ。ありがとう。」 早朝のゴミ拾いも続いているようです。 「もう拾うゴミがなくなってきた。でも今日はタバコの吸殻を2つ拾ったよ。」と言っていました。 「タバコの吸殻、小さい子が口に入れちゃうと大変だから、拾ってくれてありがとうね。」 今まで、ここまで言葉を考えながら息子に発していたかな・・・と反省もします。 そして、子どもはこういう言葉が一番響くんだなということも実感しています。 それから、本とは関係なく、いつも先生が話してくださること。 「祈りの気持ちは伝わる」 眠る前に子どもの細かい点をありのままに思い浮かべる。 (自分がこうさせたい、子どもにどうなっているかは抜きにして)ありのままの姿を祈りのような気持ちで。 すると、子どもが何をしてほしいかが見えてくる。 そして、祈りの気持ちは子どもに伝わる。 東日本大震災で被災された方々へも、原発で働いてくださっている方々へも、 「祈りの気持ちは伝わる」と信じたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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