テーマ:子育て現在進行形(1980)
カテゴリ:シュタイナー教育
志賀くにみつ『はじめてのシュタイナー~人生のヒント~』を先生が読んでくださいました。 いつも思うのですが、先生の声を通すと、自分で読むよりもすーっと心の中に入っていくんです。 先生は、前日に必ず本を声に出して読んで、明日の勉強会のメンバーを思い浮かべてくださっているそうです。 だから思いも伝わるのでしょうか。 志賀くにみつさんは、シュタイナー教育を学んでこられた方ではありません。 それゆえ、ご自身がシュタイナー関係の難しい本を読んでわかりにくかったことを、丁寧にわかりやすく書いてくださっています。 シュタイナー教育を学ぶとき、知識を理解しようとするのではなく、自分の人生における具体的な問題意識に置き換えてみるといい。 シュタイナー教育を学ぶことで、人生の一部が楽になり、一部が深くなる。 と志賀さんが書かれていますが、これは私が先生に出会って気付いたことでもありました。 本の中ではっとさせられたのは、 “人間は日々の生活の中で本当にすばらしいものと出会っている。 そこに意味を感じとれば、生きがいを得られる。” 自分自身がすばらしいものと出会うと、生きることを深く感じ、生きる意欲が沸いて自分が磨かれる。 そして、自分が変われば、他人も変わる。 宝は日常生活の中にある。 出発点は自分自身の体験であり、向き合う努力が必要。 先生がお話してくださった高校バスケット部監督のお話も心に響きました。 その監督さんは、毎朝「部員が今日は何ができるようになるかワクワクする」んだそうです。 そういう気持ちで毎日練習に向き合った結果、無名の高校を優勝に導いたそうです。 これは子育てにも当てはまるなぁと思います。 「今日は何ができるようになるかな。どんなことをしようかな。」と毎朝子どものことを思えるなら・・・ きっと一日が違うものになるでしょう。 ワクワクすることって大人になってから忘れていたかもしれない。。 そして、子どもが毎朝ワクワクするほど楽しみに過ごしてくれることを願って止みません。 10年後、子どもと一緒に何かをできる時間はどれくらいだろう。 イライラしてしまうことも多いけど、息子の書いた10年後への手紙を胸に、今を大切に過ごしたいです。 今日も朝からプール。 ハーブを入れてハーブプール!と思ったら、二人で眉毛にしてました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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