というわけで、急におっ始めた企画ものですが、交響曲を数多く残した作曲家について、それぞれどの曲が最高傑作かを完全な独断と偏見だけで考察してみよう、の2回目です。昨日のブラームスさんと同じく4曲のシンフォニーを残したシューマンさんです。
て、4曲の交響曲、番号と実際の作曲順は違うのは有名なところですが、まあ出版された順、つまりは番号で考えてみようと思いますが、やはり3番のシンフォニーが一番の傑作なのでしょう。「ライン」という副題もついている曲ですが、人気も根強い曲です。アマオケでも多く取り上げらる曲です。残りの3曲が劣るということは決してなく、傑作揃いのなかでもさらに傑作、それが3番なのかな、そんなところです。
とはいえ、一点難点が。この曲に限らず、シューマンの曲って弦楽器、管楽器共にしっかり鳴らさないとちゃんとシューマンの音楽にならないんですよね。なのでずっと音を出し続けないといけない、ということになるのですがそれ故とてもきつい曲になってしまいます。とはいえ、やりがいはありますし美しい音楽に触れられるのでやはり偉大な作曲家の作品だ、と思いますが、もしシューマンの曲はちょっと、という方もまずはこの3番から聞いてみてはいかがでしょうか?