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テーマ:小学生ママの日記(28708)
カテゴリ:英語以外の取り組み
南房総の家に生徒たちの研修で来ています。
今年の4月に私の教室に入ってきた小1の女の子と 学校行事などで年長さんの時に参加できなかった 幼児から通っている小1と小1のクラスに編入予定の年長さんが 参加しての初めてキャンプ。(テントを張るわけではない) いつものようにアクティビティだけではなく いろいろなところに協力しなければならないトラップがしかけてある。 実は、今回の研修には、二人の食物アレルギーの生徒が参加している。 Kちゃんは、卵と牛乳アレルギー Mちゃんは、添加物にアレルギー反応が出る。 学校では、Kちゃんは、特別メニューの給食を食べ Mちゃんは、お弁当持参だと言う。 不公平にならないようにプログラムごとに 金額に含まれている食事のメニューは同じにしている。 おまけに初めてキャンプでは、夕食のカレー作りの1部をやらせるので 作った食事が食べられないのでは、可哀想だと思い 二人が食べることのできるカレー・ルー、 そして、二日目の昼食であるミートソースを探し、 ナチュラルハウスで見つけ、買い求めた。 さて、夕食。 カレーとサラダだったのだが、 この二人は、ドレッシングがダメでサラダが食べられない。 (Mちゃんはもちろん、和風ドレッシングにも卵黄…という 添加物が書いてあったので、可哀想にKちゃんもNGだった) カレーをすべて平らげ、まだお腹が空いている生徒は、 冷蔵庫に入っていた未開封のふりかけをかけて、 おかわりを食べ始めた。 Kちゃんも食べようとしたが、このふりかけは○○たま 悲しそうな顔になる その時、Kちゃんのお母さんに、ごはんとよく食べるものとして のり、と聞いていたことを思い出し、冷蔵庫を探索すると おにぎり用のノリが入っていた。 「K、のりでごはん食べる?」と声をかけると 満面の笑みを浮かべて、「おかわりする!」と 空のお皿を持って台所にやってきた。 今回は、一泊二日で少人数なので、 家からパン、チーズ、ハム、調味料などを持ってきてもらって 冷蔵庫のある環境なので、個別に対応できているが、 長期、海外、大人数のキャンプだったら、 どのように対応していいのか、見当がつかない。 Mちゃんの楽しそうにみんなとカレーをほおばる笑顔を見ていると たまらない気持ちになった。 食べたくても食べられない子がいる一方で、 食べられるのに、食べられないという偏食の子がいる。 何でも食べられることは幸せなことで 財産なのだということを 子どもたちはもちろん、 親御さんにも理解していただきたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月23日 21時22分23秒
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