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カテゴリ:お話
今日はこれです…。内容は…書いている本人にも解っておりませんが…。そこら辺はスルーしてくれると俺としては嬉しいかなぁ…
日記タイトルですが…本当にこれは学校で打ってますよ…。自宅ではないです…。 終わったあとはしっかり証拠隠滅いたします!! -------------------------------------------------------------------- 目をあけても広がるのは暗闇 何時だろう…この水槽の中に入れられたのは…。 この体は14歳から水槽の中に入れられ時を刻まなくなった。 永い、永い、夢を…幸せだと思っていた夢をここ何十年…何万年見ていた。夢から覚めないと思っていた。 俺は5歳まで母と2人で生きてきた。父親の顔など知らずに…。父など居なくても平気だった。 俺の誕生日から1ヶ月後、母親が死んだ…俺に母が知っている全ての知識・武術・法術を教えて… 「ごめんなさいフォーアーク…貴方には私の全てを与えた…そして、…私を超えるように…生きなさい」 笑顔で亡くなっていった。 6歳の時、父と名乗る男が家にやって来た。 「君がリリファーの息子か?」 「そうです。それが?」 「私が君の父親だ。」 「俺には父など居ない」 「だが、リリファーと私の子だ…私と一緒に来ないか?」 その男の家に連れてかれ義母と逢った。歓迎はされてなかったが。 そして、俺が7歳の時に半分しか血の繋がらない妹が生まれた。父の家に来た時から居場所は無くなっていたから平気だった。 その3年後、密かに剣術を覚え、さらに知識を集め、家から去った。悲しみなどの感情は元からこの家には無い。 いろんな所を旅し、母が凄腕の術者だと解かった。 そして、4年間で母と並ぶ術者に成っていた。 何を思ったのか、昔住んでいた家に帰りたくて帰ってみた。 9年間放置されていた家はまだ残っていた。5歳まで住んでいた家はボロボロだったが、何とか生活は出来た。 何日か経った時に行き成り義母が来た。この4年間俺を胡散臭いが心配していたらしい。妹も俺を捜したらしい。 だが、義母に出されたお茶を飲んだ時に急に眠気がした。 気がついたら何処かの研究所だった。 義母は研究者だという事を今更ながら思い出した。 「あら?気がついたの?早いわね~普通の人なら後2時間ぐらいは眠っているのに」 「何をするつもりですか?」 「私の実験体に成って欲しいだけよ」 「何故こんな事をしたのですか?」 「貴方が居たら夫が…アイラだけを愛してくれないから。貴方には全ての…この世で起こった全ての物を頭に入れてあげるだけよ」 「…」 「助けてもらおうとしても無駄よ。ここは誰にも知られていないから貴方が死んだって誰も気がついてくれないわ」 「…」 「対外の人は脳の情報が着いて行けなくて死んでしまうわ。貴方ならどれだけ耐えられるかしら?じゃ、入れて頂戴」 「ま…」 最後まで言えなかった。 苦しかったのは最初だけ…。苦しみは次第に薄れ、目の前は真っ暗になり頭には情報が一杯流れてきた。 それからずっと頭の中では情報が流れ込んでくる、何十年…何万年も。 義母は驚いただろう…脳が情報に付いていけなくて死んでいると思っていたはずだから… 水槽に入れられ何十年後、年老いた義母と俺より成長した義妹が実験場に来た。 もう死んでいると思っていたのだろう、義母がなにやら怒鳴っていた。その声に俺は少しだけ意識が戻った。 義妹は俺を睨み義母を連れココから去っていった。 義母のことは恨んだが、この実験に関しては多少感謝しているいろいろな知識をくれたのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.06.20 14:59:45
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