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カテゴリ:お話
4月8日まで休みが無く半泣き状態です…。そして、金曜日(怖いオジサン)の事まだ解決していないのに、明日から一人に成ってしまいます…。『明日その人が来ませんように』と本気で思ってますよ!!怯えます!!本当に怖いんです~~(泣)
そんなことは無駄だと思いますけどね…。 さて、久しぶりにお話しを載せたいと思います!! 2年前ぐらいに途中で消えてしまった物です。 ハッキリ、いい加減で書いてますので…。台詞のみだったり、台詞のみだったり。 話しの展開が行き成り飛んでたりしますが…一応書いてあるので載せました。 ‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡ 「…何?」 建物の窓から外の人物を見ながら視線をそらさずに後ろの暗闇の方に声を掛けた。 「いや、琉依が何を見ているのかと思ってな。」 暗闇の中から出てきたのは縫いぐるみを持った少女とその少女を抱えた男だった。少女を抱えた男が、窓の外を見ている琉依と言う子に聞いた。 「…」 「ふ~ん。あいつらを見ていたのか…遅いな。」 返事をしない琉依に気を悪くせず、縫いぐるみを持った少女を下ろし窓に近づいた。 そして、琉依の見ているものを悟った。 「万里…それは…仕方がない…と、思う…の…」 その後ろで縫いぐるみを持った少女が小さな声で男に言った。 「まぁな…俺たちは物心つく前からやらされていたからな、時間も……」 「利瑠…?貴女は後悔はしていないの…?私のエゴで永い…永遠に近い命にしてしまったことに…」 「後悔していない…と言ったら嘘になるけど…あの時助けてもらわなければ…私は何も知らずに死んでいた…そして、琉依達にも逢えなかったし…新しい…利瑠と言う名前にもなれなかった…私は琉依に感謝してるんだよ…?」 「…ありがとう」 琉依は利瑠を抱きしめた。 「なぁ~何で俺と利瑠との態度が違うわけ~?」 そう言った万里を睨みつけた。 「…自業自得…それより早く此処から消えたほうが良い…あいつら、もう時期此処に来るはず…」 「でもさぁ~あいつらが探しているのはお前なんだろ?本当に馬鹿だよな~探し人が此処にいるのに」 「…気がつかないほうがいい…気がついたら…もう…」 そう言うと俯いた。 「終わったみたい。あと何分かしたらあの人たちが来る…万里…帰ろう?」 利瑠は万里の服の袖を引っ張った。それに気付いた万里はまた、利瑠を抱き上げた 「じゃあな~また近いうちにあちらでお会いしましょ。向こうでお前に会いたがってる奴は沢山居るんだからな。それと、無茶するな、ヤバクなったら誰かを呼べ」 茶化しながら話していたが、急に真顔になり、心配する 「皆、帰ってきたら…琉依に『お茶ご馳走したい』って言ってたよ…。私は……琉依のお菓子が食べたい……」 「…わかった…でも、もう少し待っててって、伝いといてくれる?」 暗闇の中に消えかけている利瑠達に微笑みながら手を振った。 そして、暗闇に消える背に一人囁いた 「あと少ししたら帰れるから……」 そして、もう暫くして聞こえてくる声を待っていた。 ノックもせずドアを蹴るように開けた人を最初に、どかどかと4人が入って来た 「琉依~たっだいま~どうだった?」 「大丈夫…よかったよ」 「戦ってる最中こいつ、寝てたんだぜ」 「僕が寝てても勝てたんだからいいじゃん」 「強くなったんだね……次、受かるよ」 「琉依と一緒に受かりたいなぁ…」 「そうそう、琉依が居ればさらに強くなるのに……」 「琉依の身体が治ったらになった時、一緒に戦えばいいじゃん」 「そうだね……ねぇ、琉依…さっき誰かいなかった?」 「いるわけないよ、ここ関係者の俺達以外入れないはずだし」 「……さすが理事長の甥!!今は僕たち専用寮だしな」 「試験次第で落ちる可能性があるんだからね!!」 「あっ!そうそう、明日辺りかな一名入室する予定」 「へ~、あの試験受かったのが今度はいるんだ!!」 「琉依……大丈夫?」 「平気」 「でも顔色悪いよ……。布団入って!!」 琉依を布団に入れる 「皆、琉依が調子悪そうだからそろそろ出よう。琉依お大事に……」 「ありがとう」 皆は各部屋に戻っていった その様子を何処からか見ている人がおもむろに机からトランプを出し、なにかやり始めた 暫くすると一枚のカードを持ち呟いた。 「……やっぱり、関係者か……」 ソファに座っていた人がそのカードを奪い、ちょうどドアから入って来た利瑠と利瑠を抱いた万里に主語を抜き聞く 「万里、利瑠様子は?」 「俺はヤバイとは思わなかったが」 「利瑠は?」 「……………限界にきてると……思うの」 万里の腕から下ろされ、そう言って部屋の隅のカーテンに隠れる。 「……そろそろ、うちらにも馴れて?」 「お前が何時も違う顔にするからだろ」 「違う顔って……化粧しているだけじゃない……それにこれは、情報収集には必要だから仕方がないじゃん」 「化粧………」 小さい声で何かを呟いた。万里は最後の方まで聞こえないのに通訳をした 「落としたら、お茶一緒にするって」 「なんで通訳するのよ!!私だってわかるわよ!!」 「……喋り方……」 「分かったわよ!!………風呂行ってくる。それまでに用意しといて。徨冶(こうや)も気にするな!!やばくなったらうちらが助けに行けばいいんじゃないか」 「あぁ……そうだな」 「すぐに必要になる………」 「利瑠…なにって…すぐ必要になるって!?」 「……トリップしている。他に情報は!!」 「ゃ!!駄目っ!!万里、徨冶早く行って!!壊れちゃう、琉依……が!!」 「新しく入った子を紹介します」 「何故お前いる」 「えっ?知り合い」 「灯闇(ひあん)の無情暗殺者、琉依!!」 「……」 「ど……う……言う事?嘘だよね……?」 「お前が、俺の村を!!」 「灯闇って………うちらの村を破壊した」 「本当なの!!琉依!!」 「本当。それ以外に何がある?」 「騙してたの!!」 「また、此処を破壊する気が!!」 「琉依。迎えに来たよ」 「徨冶兄さん………どうして……?」 「利瑠が予想したんだよ」 「利瑠が、そう……。でも…まだ帰れない……あの子が……あそこに閉じ込められているし……私も……」 「後は任せて、お前は眠っていろ。氷河(ひょうが)!!出来るか?」 「やってみるわ!!う~ん、多分この地下だと思うわ」 「俺達を無視するなぁ!!」 「それぞれの村の生き残りどもか」 「徨冶さっさと行くよ!!そいつらに何が出来るって言うの?」 「万里、氷河。後は頼む」 そう言うと風が吹き、その後琉依を抱えて闇の中に消えた。 「了~~解~~~。氷河は下に先に行って~~俺は、この生き残りたちをどうにか黙らせてから追いかける」 「そっ、お先に。あっ、そうそう負けたら承知しねぇぞ」 最後の方をドスを効かせ去っていった。 「お~怖っ。じゃそう言うことで……俺が相手してやる。俺を退屈させる様な戦いはせず楽しませてくれよ」 「馬鹿にしてるのか!!俺達は此処のトップだ」 「そうよ!!琉依にも勝ってるんだから」 「ほ~、琉依にもな……それは楽しみだ」 回し蹴りやナイフを使い4人を相手する 「な~んだ、つまらん。瑠依に勝ったと言っていた割りに、目茶苦茶弱いじゃないか」 「な……んだ……と………」 「あらかた、手加減でもされていたんじゃねぇーの。っても、封じられていたら、自分の力を無理にでも押さえ込まなきゃ、死んでいただろうし、それで死にかけていたら」 間とかにはちゃんと入れますから…多分… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.03.25 23:36:24
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