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カテゴリ:お話
あれ…
連続で載せる予定だったのに… おかしいな… まぁ、この下ので許してくれませんか…?←誰に言ってんの? 書きなぐりっぽいけど…ね…… 真槍裕也Side 教室 「ただいま~~よ~~とこみやん、諦めてくれたよ……」 「火峰早く座りなさい」 「わかった~」 「ヒコ、お疲れ様」 「しず、サンキュー!!」 「火峰静かに。転校生を紹介する。真槍裕也だ!」 「さっきも思ったんだけど、それって隣街の良上(りょうじょう)高って言う山の中にある全寮制の制服じゃなかったっけ?」 「………そこから転校してきました。真槍です。よろしく」 「良上ってさ、全寮制の男子校じゃなかったか?」 「ああ、確かに男子校だよ」 「な「ありがとう。そんだけ」」 「って、ヒコ!!」 「いいじゃん、別に~」 「じゃ、真槍は……」 「ねぇ、ねぇ真槍君。家どこぉ?」 「家族は何人?一人っ子?」 「好きな教科、嫌いな教科は?」 「お~~い」 「運動なにが得意?」 「お~~~い、皆。ふんな、一杯に聞いたら戸惑うぞ~誰だって。まっ、一応黒板に今言った事書いていくから、書き終わるぐらいに真槍の次の質問していけ。まず、家はどこかっと」 火峰は席から立ちあがり、前に出て勝手に司会をし、さらさらと黒板に書いていく 「なんで前の学校から遠いこの学校に「却下」」 「はぁ、ちゃんと聞けよ!!俺の質問は」 「何々、『好きな食べ物は?』だね。加賀の質問は」 「違う!!俺の質問は」 「『好きな食べ物は何か』だろ?何、文句でも?」 「いや……ない」 「そっ、他は?今んとこ無いみたいだね?じゃ、真槍が答えた後にまた聞けよ。今度は一人ずつ手を挙げて」 黒板を見ながら答えた。 「家は……えっとまだ、ここに慣れてないからどこの近くかはよく解らない」 「店とかは?」 今度はちゃんと手を挙げて聞く 「カリフって言う店が近くにあったよ?4人家族で、今、アメリカに住んでる。高校入るから僕だけ残されて、今は一人暮らしをしている。転校したからね高校の寮に戻るわけにはいなかいからね。一人っ子じゃないよ、下に妹が居る。あと……好きなのは、体育と言いたいんだけど、国語の古文かな。嫌いなのは歴史とか地理かな……。運動は……持久走以外なら得意。これは染めてる。眼もカラコンしているよ」 色々と答えていた真槍が突如質問してきた。 「ねぇ、バイトってOKなの?」 「うん。大丈夫だよ。ちゃんと届け出したらね。因みに出していない人も居るけどね、ねぇ、ヒコ?」 「なっ……しず!」 「な~に?ヒコ惚れた?」 「ボケ!!誰がじゃ!!」 「あらあら、真槍君引いちゃってるわ。ヒコのせいで!!」 「おい!!」 目の前でコントの様な事をやっていた 「気にすんなよ。毎回同じ様なことやってるから。あれがこのクラスのトップなんだからな……」 「えっと……君は朝の」 「あ~、俺は北條俊明(ほうじょうとしあき)。としでいい。あいつ、赤髪のが火峰昂(ひみねこう)。この学校では大体がヒコとか呼んでる。もう片方が葵静琉(あおいしずる)このクラスの委員長。委員長とかしずとかで通じるはず、因みにお前は委員長隣」 「ヒコは制服着てこないし……委員長の私は着せたいわけよ……髪の毛は仕方がないしね……」 「確かに仕方がないな……自毛に見えなさそうなのに、自毛だもんな…あれ。まっ、制服の原因はあの人と先輩に言えな……」 「あれが自毛!?染めずに!!」 「ええ、ヒコのお母さんの早紀さんと同じなの」 「っーか、あの人達が染めさせんだろ…って、ヒコは?」 「なつちゃんに捕まりかけて逃げてる」 「窓開けておくか、いいかぁ~~開けておくぞ~」 チャイムが鳴り終わり、先生がドアを開け教壇に立った直ぐだった 「先生、まだ点呼終わっていませんよね?」 開けた窓に立ち入りながら先生に聞く 「ええ、まだよ。火峰君大変じゃない?」 「別にいい運動になりますよ?」 「でも、いい加減制服を着て……」 「だから、学校指定のジャージ着てるんです。そんな事どうでもいいので、早く授業始めてください!!……先生も近くで聞いていて止めなかった一人なのによくそんな事が言えますよね?」 「……わかったわ。さて、始めましょう。葵さんの隣に座っているのが真槍君ね」 「…?はい……。ねぇ、葵さん?」 「ノーコメント!!真面目に受けようね?あなたも聞かれたくない事あるでしょう」 「うん……」 そして、朝の出来事が嘘だった様に先生の誰も火峰を追いかけたりしなかった。 「ヒコ、明日は制服着てきなさい!!」 「い・や!!」 「バイト先では着ているのに?着るの嫌?」 「な!?何で知ってんの!!……もしや場所も?」 「ふふっ。このしず様を甘く見られちゃ困るな!!もち、場所も!!」 「………マジですか」 「マジですよ。制服着てこないと先生に言っちゃうぞ!!」 「制服着るのも嫌。バラされるのも嫌」 「わっがままだなぁ~」 「………嫌」 ぶるぶると携帯のバイブの音 「…?清(しん)にぃからだ」 「……わかった、ちょっと清さんと話させて」 「……構わないけど」 静琉に携帯を渡す 「もしもし、静琉です。突然で悪いんですけど一つお願いがあるんですけど、明日ヒコに制服着せて登校させて貰えませんか?まさか、違いますよ、そんな事私がすると思うんですか!そっちの制服じゃ無くて、もう一つあるじゃないですか。ええ、それも制服じゃないですか?はい、お願いします。ヒコ話しはついたよ。清さんにお願いしたから。はい、後は清さんに聞いてみて」 そして、また昂の手に戻した 「しず!!」 「早く聞く。聞いてからなら文句は受け付けるから」 「う……。何、清にぃ……うん……うん………はぁ?あっ、うん……うんわかった」 携帯を切る 「文句は?」 「………無い」 「明日、制服着て学校に来てくれるよね?」 「わかった」 「下で清さん待ってるんでしょ?早くいってあげなさい」 「委員長……?どうやった!!あれからあいつ制服と聞いただけで殴ってきたのに」 「な・殴っ!?」 「ただ清さんに制服を着せる様頼んだだけ。結果は明日のお楽しみ」 早くに近くのバイトは見つかり明日面接を受けることになった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.08.06 00:09:23
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