■ 崖の上のポニョ
■ 崖の上のポニョ 感想。うっかり人間に惚れたポニョが、ボーイフレンド宗介のとこに行く!とワガママ言って、うっかり世界を滅ぼしかける物語。とにかく、ストーリーのスピード感が半端ない!!宗介の母親のリサが無駄に冒険ヤロウ。イカス!ポニョが父親と揉めた上に、魔法を手に入れて人間になるんだけと、その魔法がもとで、町が一個海に沈むんですね。で、ポニョが人間になってしまえば、魔法は消えるから世界は元通り、とポニョの母親が言い出して、宗介に全てを託す。ポニョママ、ネタバレバレです。でね!ポニョが海を走ってるとことか、すごいの!手書きってのがまたすごいの!CGに見慣れてしまった私たちの目には新鮮以上の驚きがあると思います。物語自体は、宮崎さんも言ってるように「人魚姫」なんですね。ぶっちゃけ人魚っつーか、半魚人。もう、人間になったポニョと宗介が、家の前で再会するとこで一回泣き、ラストの宗介の愛に泣く。とにかく宗介の台詞がいい。正体が魚と知っていて、半魚人のポニョも好きで、人間のポニョも好き。ここまで言える男が一体何人いるだろうか!!これは見て損ナシ。ナウシカの世界は、蟲と風と心を読める……というより、生きていく知恵みたいな蟲使いでしたが。ハウルの魔法は軍事利用で全然素敵じゃなかった。千と千尋は神の領域にうっかり入り込んだ少女のお話でした。ポニョは。魔法のパワーは愛だと教えてくれる物語です。ぜひ劇場へ。