涓泉亭のこと
昨日4日は箕面駅まで自転車で 走りました。 自宅からは徒歩で3キロ余りです が、ゆるい下り坂が多く、15分で 到着。駅前のビル「サンプラザ」 8階からの山の眺めは、知る人ぞ 知る隠れスポットです。 新緑のいま、山が立体的に盛り上 がって感動です。 阪急箕面駅を見下ろす風景も レトロっぽくて旅ごころをそそら れます。駅からすぐに滝道が続き 2,8キロで箕面大滝に到着。 帰りは旧西国街道を走り街道沿い の「萱野三平旧邸 長屋門」に 久しぶりに立ち寄りました。 忠臣蔵でおなじみ、萱野三平は 浅野内匠頭の刃傷事件の一報を 江戸から早駆けで知らせる途中、 萱野村の実家を通りかかり、 母の葬儀に遭遇します。 しかし、早く主君の知らせを、と 涙ながらに掌を合わせそのまま 赤穂に向かいます。四十七士の 仇討ちにも加われず、辞世の句を 残して自刃、27才の生涯を終えま した。涙〃〃。 自刃の間 萱野三平は優れた俳人でもありま した。号は『涓泉(けんせん)』 辞世の句 晴れゆくや 日ごろ心の 花曇り