カテゴリ:学習支援員の仕事
小学校3年生の学習支援員の仕事を始めて1ヶ月
だいぶ要領がつかめてきた ADHDのI君担当だが、私の仕事の内容は大体4パターン 一つは、I君が勉強を理解し易い様にサポートする事 先生の指示している内容を繰り返してあげたり、できた事を褒めてあげたり、時には少し答えを出しやすくしてあげて達成感を持ちやすくしてあげたり 一つは、I君のテンションが上がってしまった時、周囲の子ども達を守るために間に入ったり時にはI君を抑えてその場から離したり 一つは、先生が授業を進行しやすいようにする事 I君が話をしすぎる時に優しく制止を促したり、注意を私との小さな声での会話に向けさせて先生がI君にばかりかかわらないですむ様にする 一つは、クラスの子ども達と自然にかかわって話を聞いてあげたりサポートできる時はする I君以外の子ども達と交流を深めておけると、子ども達が自然と協力的になる 中には私が手を出さなくても、I君をみごとにサポートしてくれる子もいる 1ヶ月経つと、私もこのクラスへの情がわいてくる 情がわいてくると本気で叱る事ができる でも、ここで気を付けないといけないとと最近思う 私は子ども達の先生でも母親でもないということ 私が子ども達をこうしたい、ああしたいと思うことはタブー あくまでも先生の指導方針のサポートなのだから I君について気になる事は、彼の考え方だ 排他的というか、利己主義というか・・・ 自分勝手という子どもらしい感じではなく、他人に認められなくてもいいのだという強い信念を持ってしまっているのだ パソコンが好きで、将来はゲームを作ったりソフトを開発する仕事がしたいという夢は持っているが、「大人になって仕事をする時にいろいろな人達と上手くかかわっていく事も大切だと思うよ」と言うと、「いいんだ、一人でするから」と頑なに自分を貫こうとする もう少し柔らかく考えられるようになって欲しい I君は頭が良い もう少し人とのかかわりに好感を持ってくれて、自分を少しがまんして協調できるようになれたら、周りとうまくやっていきたいという気持がわいてくれたら、全ては上手く回るように思うのだけれどなぁ すごく自分に自信を持っているように見えるけれど、実はその自信を守るために意固地になっているのだろうか 追い込めば追い込むほど頑なになっていくような気がする 彼の才能を認めて褒めてあげると心を開いていけるのだろうか 私にパソコンのゲームの話などをする時の彼の真剣な顔つき 充実しているような様子に、ここに彼の固さをほぐしていく糸口があるように感じる お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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