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テーマ:介護・看護・喪失(5317)
カテゴリ:介護
昨日は父と東京へ行ってきました。
祖母の住んでいた家を親戚に返すために最終的にいるものといらないものを見に行きました。 祖母の洋服などはもうすでに持っていってるし貴重なものもほとんどありません。 親戚には「いるものはない」と言ってのですが処分してくれる親戚としてはそのまま処分して何か言われたら困ると思うようで「最終確認」として来てくれと言われ行ってきました。 ひととおり見たら私と妹の七五三の写真などが出てきてやはり処分するのは忍びないので持ってきました。 それから、祖母が勤めていたところで20年勤続記念ということでもらった銀杯もいちおう持ってきました。 あと、びっくりしたのは私が持っていたアドレス帳と知り合いが外国にいた時に送ってきた絵葉書が出てきました。 なぜ・・・? うちの祖母は昔から人の物も勝手に見る癖がありました。 祖母は心配しているのでしょうがまさしく「プライバシーの侵害」をずっとされていました。 私は見るだけと思っていましたが持ってきていたとは・・・ビックリ そういえば「なんで友達の家になんか電話するの?」と言うときがありました。 私の帰りがちょっと遅いだけで。 やはり祖母の愛情は昔から歪んでいたように思います。 タイトルの遺言状について 祖母がまだ毎日働いていた頃に作ったらしくちゃんと公正証書で作成してありました。 去年の秋ごろに父の所にその遺言状を管理している銀行から電話があり「遺言状の年間管理費が普通預金の残高が足りなくて引き落とせないので振り込んで下さい」と言われました。 私は祖母が遺言状を作るというのは以前聞きましたがさほど気にも留めていませんでした。 どうせ相続するとしても父、私、妹しかいないので遺言状を作って祖母の気が晴れるならという感じでした。 祖母は今では遺言状の事も忘れている様子です。 そういう話をしても「相続するとしてもあんたたちにいくのはあたりまえじゃない。」なんて言っています。 もちろん管理費なんてわかるわけもなく、本当に執行された場合の手数料として最低でも50万円は銀行へ支払うということも判明しました。 どうしようかと父と相談し遺言状は解消(っていうのかな?)しようということになりました。 父はその50万でも私たちにいくようにと思ってくれての事なのでとりあえず遺産狙いとか意地悪な見方をしないで読んでください。 それで家を後にし銀行へ向かいました。 担当の方に会い、ひと通りお話をすると銀行の方もすんなり了承してくれて「解消は出来ます。ただ、本人の了承がないとだめです。」と言われました。当たり前ですね。 「話をすればやめる、と言うけどそれも認知症だからまた一から話さなくてはダメなんです。」と言うと「認知症で判断がつかないとなると解消は出来ません。」と言われました。 それで今度祖母が今住んでいる施設に来て判断するそうです。 その後、こちらに戻ってきて祖母の印鑑登録をしようと市役所へ行ったところ「本人が来ないとダメ」と言われ、そこでも父が「認知症で施設にいる」と話すと「認知症だと判断が出来ないから登録できません。」と言われてしまいました または、本人が来なくても委任状とかがあれば手続きは出来るけど時間も手間もかかるから面倒と言われ急遽祖母を迎えに行きました。 車に乗ったとたん「何で私は一人でいるの?」とか「あんた達は私を追っ払いたいんだ」とか機嫌が悪く最後には「バカヤロウ」まで言っていました。 いつものようにひととおり説明すると「じゃあアリガトウって言わなくちゃね」とコロッと変わり 市役所で係の方が車に乗っている祖母のところまで来てくれて「印鑑登録をしますか?」と聞いてきました。 すると祖母は私に向って「しないって言ったらどうなるの?」なんて聞いてきて、私も頭来て「いいんじゃない、登録しなかったらこれからの手続きとかはすべておばあちゃん一人でやってもらうから。」と言うと祖母は職員の方に「じゃあ登録します。」と言いました 本当に認知症なのか~~~??? って思う事をすることが認知症なんですよね。 去年の今頃は介護保険を認定してもらうのにいかに認知症かを話していたのにね なんだか疲れて昨日は9時には寝てしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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