医者にプチぎれ
末っ子が手を骨折した原因。十中八九わかったのだが、わかってみればどうということもない、日常のいつものしぐさがたまたまという・・・・末っ子もまさかこんなことで骨が折れてしまうなんて思ってもいなかったようだ。だから原因を医者に尋ねられたときとっさにでてこなかった。あとから「そういえば」そんな感じだったから。でも医者は骨が折れるくらいだから「いつ、どこで、何をした」それがわからないはずがないと・・・だからかなんなのか「いじめ」「虐待」、それが原因だと頭から思っていた節があった。2回目の診察のとき、明らかになにか含みのある言い方ばかりする。ただその言い方が心配する口調ではない。あげくのはてに原因がわからないという末っ子に2度、3度「日本語のわからない人と話すのは大変ですよ」と明らかに嫌味のようなことを言う。思い当たる原因がわからないとどうして「日本語がわからない」につながるのか理解できなかったし、そのいや~な口調にプチプチきれそうだったのだが、平静を装っていた。そのあと「原因がわからないとまた次がおこるんですよ」心配しての言い方ならまだしも、そうではない言い方、まるで私が原因であるような、だからまたやるでしょうみたいな(多分誰が聞いてもそう感じる)もうぶちぎれました。「そんなことはありえませんけど」強い口調で言い返したら、手のひらをかえしたように「いやいや、ちがうんですよ。無防備でいるとまた骨折する可能性があるからね。気をつけないとっていうことですよ。」「そういう言い方にはとれませんでしたけど」ちょっとたじたじ・・・?いろいろ言い訳してくる。私自身、娘が幼稚園のとき、遠足で遊園地に行ってある遊具に乗ったとき、胸のあたりをちょっと強くぶつけ、そのときは「痛い」と思ったものの、何日かそのまま過ごしたら、突然息ができないくらい痛くなって病院に行った。そしたら、肋骨といっても軟骨だが折れていたということがあった。そのとき医者に「無理な姿勢をしたか、ぶつけたか」と聞かれたが心当たりがまったくなく、病院に行って1週間くらい過ぎてからようやく思い出した。ボキッと折れるなら骨が折れたという感覚がわかるだろうが、そうでないといつもの痛さとは違うなと思いながらもなんとなく過ごしてしまったりすると思う。そんな話をまじえながら強い口調で本人が思い当たらないこともあるのではないですか。なんて言い返してしまった。そしたら急に末っ子に対する話し方ががらりといっぺん。やさしい、やさしい・・・失礼ながら一体何なんだ、この医者はと思ってしまった。骨折した日の夜、今年度は中学の役員を引き受けているのだが、その委員会があり「いじめだの虐待だのと言われた」と話したら「N先生なら言いかねないわね」と言われた。どうやら有名な医者らしい。家で怪我をしたら医者はある程度選べるので、そのN先生にはかからない。でも学校で怪我をしたら、そこに運ばれてしまう(小学校も中学校も近い)可能性があるので、わざわざ「N整形外科」へは連れて行かないでほしいと申し出ている親もいるとか・・・骨折らしいとでもわかっていたら、私もそこには多分連れていかなかったのだが。今は腫れがあるので、仮のギブス。土曜日に本格的なギブスにする。その後3週間。まだまだこの医者とは付き合わなければいけない。土曜日、はたしてどのような対応になるか・・・