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テーマ:手作りについて(222)
カテゴリ:料理
水餃子を作りました。
アメリカ在中の仲良しSちゃんが、中国留学中に現地で教わったレシピで、大連及び東北地方の主流なレシピのひとつだそうです。 餃子は東北地方が発祥とのことで、こちらの餃子はまさに本場の味。 その他、地域によって具のバリエーションがあり、南部では皮は殆ど市販のものを使ったりするのだとか。 最初、Sちゃんにレシピを訊いた時、 「全部感覚で作ってるから、分量がイマイチよく分らないんだよね~」 と言われました。 私はこの餃子を食べたことがなかったので、美味しいかどうかすらわかりませんでした。 それでも、「本場のレシピ」に弱い私はどうしても作りたくなり、取りあえず材料と作り方をざっくり教えてもらったのです。 一応レシピを載せておきますが・・・ やはり分量は適当。 この日記によく来られる方は、お料理好き・お料理上手のはず。ですので、 作りたい方、頑張って自力で作ってください。 材料 (皮) ・粉 ・ぬるま湯 (具) ・卵 ・エビ ・白菜 ・醤油 ・ごま油 ・料理酒(好みで少々) 粉は薄力粉でも強力粉でも半々でも良い(←結構アバウトなのね)。 粉にぬるま湯を少しずつ加えて捏ねていき、耳たぶくらいのかたさになったらラップで包んで30分ほど寝かせる。 あまり柔らかいと、包んだ後で具の水分により底が破れてくるので、ややかためにするのがコツ。 卵は味付けなしで、ただポロポロに炒めそぼろ卵にする。 エビは生のままペースト状に近くなるまで包丁で細かくたたく。 白菜は茹でて水気をしっかり絞りみじん切りにする。 以上の具を混ぜ合わせ、醤油とごま油で味付けをする。好みで料理酒を少~し加える。 打ち粉をした台で生地を丸くのばし、具を包んでいく。 茹でる時は、大きめの鍋にたっぷりの湯を沸騰させ、餃子を入れていく。 中に火が通ったら湯の表面に浮かんで来るので、浮かんできてから10~20秒くらいですくいあげる。 醤油と酢の二杯酢でいただく。 とまあ、材料も味付けもいたってシンプル。 でも、とっても美味しかった! (写真だと白い不気味なかたまりに見えますが・・・) いわゆる日本の焼き餃子とは全く別の料理ぐらいに考えてよいでしょう。 モチモチの厚い皮は、「皮」と言うよりむしろ「ご飯」や「麺」ぐらいのボリュームで、これで白いご飯を食べるという感覚にはなりませんでした。 む~ん、お腹いっぱい!! 具が余ったので、市販の皮で焼き餃子もしてみました。 皮が薄いと包みやすいし、焼く場合は水餃子と違って形が崩れないのがいいですね。 これはこれで美味しかったです。ただ、水餃子のほうがエビのプリプリ感がありました。 次回は市販の皮で水餃子にしてみよう♪ Sちゃん曰く、 小麦粉から捏ねた皮の場合は、大量の餃子を茹でた後の茹で汁を飲むのも美味しいです。 中国人は餃子を食べる時は大勢で餃子ばっかり大量に作って、ほぼそれだけを食べるんだけど、食事の半ばから終わり頃に、この白濁して少しトロリとした茹で汁が出て来ます。 おそばの茹で汁感覚で、調味料などは何も入れずに、茹で汁だけを飲むの。 消化を助けるスープだそうな。頼りない味だけど、私は結構好き。 なるほど、なるほど。 そういえば、イギリスで中国人のクラスメートから「チャイニーズ・ニューイヤーズ・パーティー」に招待された時、やはり水餃子をご馳走になりました。 一戸建てのシェアハウスに20人以上の中国人がわらわら集まり、みんなでワイワイと大量の水餃子を作り、それだけをひたすら食べてました。これまた違うタイプの餃子でしたが美味しかったです。 やっぱり中国って美味しいものを作り出す国だなぁ~ 環境汚染が酷いのが残念でなりません。 Sちゃん、詳しい説明ありがとうね!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月23日 11時58分29秒
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