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カテゴリ:本
片付けをしていたら読んでいない本も続々発見!!自分が選んだのではなくて、大抵は妹から回ってきたもの。彼女は出張での新幹線車中など読書で暇つぶししているらしく、「もう読んだ。要らない」が次々と私の元へとやってくるのだ(^_^;)
だから私なら絶対選ぶことはないだろう坊主の説法みたいなのとか怪しいアーユルヴェーダの栄養本だとか刑務所体験記とか女優が書いたエッセイとか、たぶん妹も暇つぶしでなければ読まないだろうけれど。 すっかり忘れていた1冊、『この世でいちばん大事な「カネ」の話』。あまりにストレートなタイトルで、中を開きもしないで貯蓄や税金の解説本と決めかかっていましたがまったく違っていました。著者は西原理恵子。彼女の切り口でおもしろーくお金の問題を取り上げたのだろうと……が、いやいや……。この本は「お金がないってことはゆとりをなくすってことなんだよ。その結果として貧乏は暴力やすさんだ人生の元になるもんなんだよ」ということを教えてくれる人生の教訓本?であり、彼女の壮絶な半生から示されたもの。ご主人とのことも壮絶だなーと思っていましたが、この方、誕生してからずっと相当大変なドラマを経験されていたのですね。知らなかった。 そしてなんとたくましい生き方なのだろうと、甘っちょろい自分の半生を振り返ってみたりして。生まれる前の親の離婚、育ての親の自殺、高校退学、学校を相手取った裁判、大学時代から働きまくる日々、バクチにのめりこんだこと……。半分読んだとこでこれくらい(^_^;) どの逸話もさらっと書いてるけど普通なら1個だけでも相当な体験者と言われるはず。涙は出ないけど口あんぐり、みたいな。 あと半分、どんなすごいことが書かれてるんだろ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年09月12日 10時11分33秒
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