マナーのつづき♪
27日の和のマナーに着ていった着物は、昨日の日記にも載せていますが、ローズ色の着物です。主催者側に敬意を表すため、遊び感覚のお着物では失礼にあたると思い、でも、色無地に一つ紋で、袋帯だとあまりにも堅苦しいので色無地で紋なし、九寸名古屋帯にしました。この着物は、ジャムジャムいちごさんのお母様の形見のお着物です。ジャムいちごさんとは一緒に働いた関係で、今日まで肉親のようなお付き合いをさせていただいています。お互い苦しい時に、悩みを打ち明け、ホント、友達というより、身内のような関係です。それが、彼女が結婚して、出産して間なしに、お母様がご病気で亡くなられました。私も随分親しくさせていただいていたので、とてもショックで悲しかったです。そのお母様は和裁をされていて、お着物がとってもお好きな方でした。私が着付けを始めて間もない頃、へたくそな私の着物姿にも、「とても素敵に着こなされて。。。」と褒めていただき、練習に励みになったものです。ジャムジャムいちごさんが、着物を整理されていた時に、この色は私に似合うであろう、とのことで、お母様が縫ったこのお着物をありがたく頂戴しました。ジャムジャムいちごさんが、ジャズダンスをしていて、お芝居とのコラボレーションで舞台に立ったときに、私はこの着物を着て舞台を見に行きました。お母様が喜ばれると思って。。。そして、今回「和のマナー」の主催のEnglish Rose Houseに、とてもぴったりだと思いました。西出博子先生も日記に書いていらっしゃるように、English Rose Houseへの深い思いがとてもマッチして私も目に見えない何かを感じました。何も知らない息子も、色んな着物を着た私の姿を見て、「お母さんらしい、このピンクローズの着物がいい」と言ってくれたのも偶然ではないと思っています。色んな思いの詰まったこのお着物。大事に大事にしたいと思います。