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カテゴリ:三國志
西暦19年汜水関(しすいかん)の戦い
董卓側の華雄が、戦いを挑みに来た。華雄に戦いを挑んだ二人の将軍は、あっけなく 華雄に切り殺されてしまう。 一人目はおろか、二人目の将軍もまた、殺されたことで、城内は、ざわついた。 袁紹は、褒美をつりあげた 「軍馬百頭、金千両で、誰か、華雄に挑む者はいないか?」 誰もが怖気づいて手を上げない。 関羽が進み出て、名乗りを上げる。 しかし、袁術(公路)は「たかが馬弓士の分際で、」と蔑み、反対をする。 そこを曹操がとりなした。 曹操は、関羽の風貌を褒め、このような偉大夫をよもや馬牛士などとは思いますまいと、 袁術をとりなした。 関羽は 「もし、華雄の首をとれなかったら、私の首を差し出します」と袁術の方に向かって言った。 袁術は、しぶしぶ応諾する。 曹操が関羽に盃を渡そうとすると、関羽は断った。 「華雄ごときに、酒の力は不要です」そういい、いざ、華雄のまつ、城の外へと向かった。 関羽が華雄の前に姿を現した。 関羽の馬がいななくと、華雄の馬は、あとずさりをした。 華雄もまた、関羽の姿をみて、何かを感じたのか、今までのような笑みが、顔にはなかった。 兵士たちの時の声と、太鼓が鳴り響く。 関羽が華雄に向かって馬を走らせた。 関羽の剣が華雄に襲い掛かった。 華雄は何度か関羽の剣をはらったが、防戦むなしく、関羽に敗れた。 太鼓の音がひと際、大きく打ち鳴らされた。 外の喧騒が、城の中にも聞こえてきた。 何がおこったのか、、と皆が顔を見合わせている。 そこへ、ゆっくりと関羽が華雄の首をもって入ってきた。 一同が驚いて関羽を見る。 馬弓士と罵った袁術がばつのわるそうな顔で関羽を見つめる。 関羽は首をささげると、すぐに座っている劉備の傍らにたった。 劉備を囲んで、張飛、関羽が仁王像のようにたっている。 そこだけ時間がとまったかのような静謐さを醸し出していた。 曹操は盃を持ちながら、三人を見つめた。 「これより令を出す、第19鎮を増設する。19鎮の将軍はこの劉備とする。」 と袁紹が、皆の前で訓示をたれた。 これにより、劉備も対董卓の18鎮諸侯の一員となった。 劉備、関羽、張飛が卓を囲み、酒を酌み交わしている。 関羽の功績のおかげで、兵糧が約束されたのだ。 しかし、約束した袁紹からの褒美の品が全く届かない。 関羽が使いを送ったが、逆に使いは袁術から殴られるしまつ。 劉備、関羽、張飛は、曹操に救いを求めることにする。 相国府 董卓が、上座で李儒から華雄が打ち取られた報告を聞いている。 李儒は、18鎮諸侯の軍勢が勢いを増しているが、彼らが決して一枚岩ではないことを告げ、 謀を進言する。 又、李儒は、袁紹の叔父、袁隗が、華雄の死を聞いて小躍りしたという話を董卓の耳に入れ、 董卓を激怒させる。 袁隗一族は、捕縛され、董卓出陣の景気づけという名目で、首をはねられた。 董卓の残酷さは、過酷を極めている。 曹操が、弟の曹仁を連れて、あるいている。 兵糧をもって劉備の陣中見舞いに向かうのだ。 曹操は、袁紹からの褒美が劉備の陣に届いていないことを知り、この機に乗じて 劉備らを自分たちの陣に入れようと思っていたのだ。 劉備とひざを交えて話す曹操。 天下大乱の理由を「人心の乱れ」とみてとる劉備は、18鎮諸侯の挙兵にも自らの利を貪るためだけ のものがおり、天下を安んずるという大意がないものがいる、と断言した。 曹操は、天下大乱がなければ、劉備は、むしろ織、自分はただの役人にすぎない。天下大乱があるからこそ、自分たちが活躍できる、と、天下大乱を肯定的に捉えていた。 劉備は、そういった曹操の考え方を聞いて、 「曹操殿は、天下大乱を楽しんでおられる」とちくりと言った。 曹操と曹仁は劉備の陣を後にした。 曹操は、曹仁に言った。 「 劉備は人の手の内に収まる男ではない、決して将来的には敵に回したくない。」 孫堅の陣 孫策(孫権の長男)が孫権に白馬の要塞を攻め落としたことを報告している。 孫堅は、雑務をこなしながら、孫策の話を聞いている。 袁紹は、孫堅にも、約束した兵糧や援軍を送っていなかった、 疲弊している兵士たちを、孫堅配下の将軍が心配している。 そこへ、董卓からの使者「李儒」が、やってきた。 董卓の娘と孫堅の息子「孫権」の縁組の知らせをもってきたのだ。 孫堅は、含み笑いで、孫権をよんだ。 まだ年はもいかない男の子が元気に走ってきた。 「父上、なんでしょうか?」 孫権が、まだ子供だということを知らなかった李儒は驚いてしまった。 「おうわさどおり、利発で、勇猛さは、おとなにもまさるーー」というと、 一同がどっと笑い、李儒は、逃げるように帰った。 幼き「孫権」は、この縁談の話を聞き、決して受けてはならないが、敵を欺くために受けるのも 一計である旨の話を孫堅にします。 それを聞いた将軍たち、そして長男の孫策もにこやかに笑った。 幼き孫権をほほえましく思う孫堅軍に、鉄壁の信頼関係がみえました。 更に わずか9歳ながらに策士ぶりを披露した孫権には、将来の孫権の魁を垣間見せました。 18鎮諸侯の城内では、袁紹がうろうろとしている。 続々と兵糧の依頼が袁紹のもとにきているのだ。 袁術につたえるといっては、その場をつくろう袁紹。 そこへ、孫堅の部下、「黄蓋」が決死の形相で兵糧、軍馬、武器を求めてのりこんできた。 しかし、袁紹は送ったというばかり。 顔には血を滴らせ、剣の刃がぼろぼろになった黄蓋の怒りは、おさまらない。 「われらの軍が、決死の思いで戦う中、酒宴を催して遊んでばかりいるやつらがいる。 どういうことだ!」そういって、袁紹の前に剣を突き刺した。 黄蓋の勢いに負け、 袁紹は、日没までに黄蓋あてに兵糧を用意することを約束し、その場をどうにかおさめた。 しかし、なぜか思いあぐねている様子の袁紹、、。 ※ あとがき 袁紹の困った顔で、今回は終わりました。 なかなか場面場面で見ごたえのある回でした。 特に、曹操と劉備が語るシーンは全てのセリフが大事ではないかと思うくらい。 「国運の盛衰長短は、天意である。乱世にこそ英雄が生まれる。」 これは、曹操が劉備に言うセリフ。 「劉備は末席にいても、風格を漂わせ、二人は軍雄を見下していた。 関羽が華雄の首を置いたときに私が一番驚いたのは劉備のあの目だ、 瞬き一つせず、当然のこととしていた。大山鳴動しても動じない、 決して侮るな!」 これは、曹操が、弟の曹仁に話すセリフ。 「ここは、袁紹のところよりも立派ですぞ。袁紹のところは構えこそ立派なれど 無能な輩がいるだけの場所にすぎません、ここには志の高い三兄弟がいる。」 これは、曹操が、劉備の陣営に兵糧を持ってきた時に話すセリフ。曹操はうまいなあと思います。 袁紹と袁術は兄弟なのですね。袁術は、結構いい味出してました。いやみでせこい嫌な奴です。 そして孫堅、勇猛果敢な将軍ですね。 子供たちが優秀なのもわかる気がする。 董卓は私の好きな西遼の出身だったのですね。 だから赤兎馬か、、納得いきました。しかし、董卓は完全に恐怖で政治を行っています。 粛清、粛清、粛清。 王允がかなりびびらされていました。私には向かったらこうなるよ、、の刷り込み。 全てのシーンが、今後につながる大事な場面ばかりでした。 本当にこの三國志は、すごいなぁと感嘆しながら観ています。 又、日本語訳も素晴らしい、、 ゆっくり味わいたいセリフばかりです。 セリフも、セリフ回しも全てがかっこいい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.10.11 12:50:39
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