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カテゴリ:翻訳
ガシガシと英文を訳しながら、こんな一文に出くわしました。
In this case, the system ignores this name and opens the first file on "A" disk, which might not be the file called "Happy." (契約上、丸ごと使用できないので、単語は変えてありマス) 昔話になりますが(笑)、高校生の頃は「助動詞」って訳わかんなかったんですよね~。 can = ~できる must = ~しなければならない may = ~してもよい ……のあたりは、まだ最初なので理解してた。 でも、それぞれに別の意味があるって話あたりから混乱してきて、さらに過去形だ、丁寧な言い回しだ、が混じりこんできたところでギブアップでした。(笑) そんなワタシも英文科に進学し、アルバイトで家庭教師をやるようになったところで、「わからん」じゃすまされなくなってきた。(汗) で、だめもとで「助動詞」に特化した文法の参考書を読んでみた。 霧が晴れるよう、とはまさにこのこと。 そっか~、そうなのか~、いや~知らなかったな~!とえらく感動し、使いこなしてしまえばこんな便利なものはないと思ったのであります。 で、最初の文に戻りますが、訳の前半はこうなる。 「この場合、システムはこの名前を無視して、"A" ディスクにある最初のファイルを開きます。」 問題は後半部分で、関係代名詞の非制限用法と助動詞がでてくるので、昔のワタシならここでギブでした(笑)。 後半部分を丁寧に訳すとこうなります。 「システムが開いた最初のファイルは、"Happy" というファイル名ではない可能性があります。」(もっと噛み砕くと、「システムが開く最初のファイルが、たまたま "Happy" である可能性はなきにしもあらずだけど、そうでない可能性のほうが高いでしょ」みたいな~。笑) いや~、might という言葉がくっつくだけで、「最初のファイルは "Happy" ではありません」という取り付く島のない否定文がこれだけ雄弁に語っちゃうわけですね~。 だから何? いや、別に何と言うことはないんですけど。ポリポリ。 ちょっと興味を持たれた方は、Yahoo!の「登録サイト」検索で「英語喫茶」を覗いてみるのがよろしいかと。(might は 英文法の Day 10 で解説されています) 今日はアカデミックに攻めてみました。ちゃんちゃん♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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