台風一過とはこの事
台風一過とはこの事 8日は台風を追いかけての岐阜行きでした。数時間前には多分吹き荒れていたであろうと思われる台風の足跡を辿りながら、苦労を重ねての岐阜入り。 思い一入でした。 これも旅の思い出、記憶に留まることでしょう。 行く所々の川、長良川や木曽川はやはり想像通り。新幹線の窓から見る川面は土色?茶色?に染まり、水かさも増えて一時は大変だったのではないでしょうか。 河川敷もほとんど見えない状態です。 幸い、思ったほどの被害も出ず、ほっとされたことではないでしょうか。特にこの地方は伊勢湾台風の記憶も鮮明ですし、あの恐怖が蘇って来ます。 私ども他の地方に人間にとってもそうですから、当事者の方々にとっては一生かかっても忘れ去ることの出来ない大災害だったと思います。 ある意味、ほっと胸をなでおろされたのではなかったかと推測します。 それにつけてもあの青空は何なのでしょうか。 台風が過ぎて数時間しか経っていないのに、見上げた空には入道雲のようなモクモクとした雲やその合間の青空、抜けんばかりです。 良く言う、台風一過です。 あれほど荒れ狂った台風の直ぐ後に見せる自然の姿に何かしら悲しいものを感じたりするのは私だけではないでしょう。 空の様子からすると、本当は心晴れやかでないといけないのでしょうが。自然の猛威は片方では大変な爪あとを人に見せつけ、片方では自然の摂理を感じさせます。