久しぶりの涙笑い
久しぶりの涙笑い涙が出るほど可笑しくてたまらないことを「涙笑い」といいます。若い頃にはそんな頃もあったような気がします。さぞかし、若い女の子なら「箸が転げても可笑しい」という表現をしますがそれの極め付けでしょうか。笑いすぎて、顔の表情はくしゃくしゃ、涙でぐしょぐしょです。笑うことは心身の健康に素晴らしい効能があるようですから、日常的に笑っていたいものですが、そういうわけにもいきません。でも、そういう中でも私自身は友人や先輩たちから「いつも笑っているね、素晴らしいね」とは良く言われます。内心穏やかでないことも結構多いのですが。笑いの考察を拾ってきました。笑顔の表現・・・笑顔、爆笑、大爆笑、苦笑、失笑、冷笑、照れ笑い、微笑、愛想笑い、空笑、嘲笑、憫笑、哄笑、・・・・・笑顔の種類・・・含み笑い 薄ら笑い せせら笑い 作り笑い 苦笑い 思い出し笑い 独り笑い 高笑い 馬鹿笑い 追従笑い 貰い笑い 誘い笑い 昨日は久しぶりに涙笑いを経験しました。家内と創業時の話をしていたのです。私自身はあるコンピューターメーカーからの起業でしたので今の仕事の経験は全くありませんでした。仕事の中身も良くは知りませんでしたし、技術的なことも全く無知、営業もどうして良いのか分かりません、顧客もありません、仕入れを何処からしたらいいのかさえ知りません、当然、経営など全く経験なし、銀行との付き合い全くなし、当然、業界の人も全く知りません、人を使うなど、したこともありませんし、増してや労務管理など、・・・「そんなことでよくも商売が出来たね」、「あんなことがあった、こんなこともあったね・・・・・」二人で思い起こしながら、涙笑いになってしまいました。創業時 過酷な経験、想像を絶する経験をしたのですが、時はそれを見事に喜びに変えてしまいますし、涙を流して笑うほどに滑稽化してしまいます。「終わり良ければ全て良し」ではありませんが、言わば今日のこの結果を招くために過去の全ては存在していたような気がしないでもありません。涙は全てを洗い流してくれる作用と良き思い出として倍加する作用を併せ持っているものです。『気持ちが萎え、ときには涙することもあった。だが、涙を恥じることはない。この涙は、苦しむ勇気をもっていることの証だからだ。フランクル』