環境問題に異を唱える人々
環境問題に異を唱える人々世の中にはいろんな人やいろんな考え方、あり方が存在するものです。今、世界中が一番に関心を持っているのは環境と経済ではないでしょうか。南北の対立だとか、貧困、宗教の問題、民族の対立・・・などなど存在しますが喫緊の課題であり、かつよりグローバルな問題としては環境と経済と思われます。後の問題が重要では無いという事ではなく、全世界的な問題、地球規模での問題としてはそのように思えます。また、経済問題が克服できれば、後の問題の幾らかは解決の方向に向かっていくか、目途がついてくるようにも思えるのです。こんなに環境問題が取り上げられても、他人事に考えている人々がいるのはまだ想定の範囲内ですが、これに異論を唱える人、環境問題など存在しないんだと唱える人々がいるのは驚きです。元凶が地球の温室効果ガス、とりわけ二酸化炭素の影響ではないという人。では、原因は何だというのでしょうか。私自身も原因が何なのかは、研究をしているわけでもありませんから温室効果ガスの精だとは言い切ることはできませんが、確かに地球環境がおかしくなりつつあることだけは身をもって感じることはできます。それを否定する人はいないのではないでしょうか。地球環境問題など、存在しないという人。事態を直視する能力のない人、自然に頓着にない人、人間の生命や自然の恩恵を無視する人、敢えて否定することに意義を感じたり利益を蒙る人、反対や存在を否定することに至上の喜びを感じる人,・・・・・そうでなくても人間社会はどうも行き過ぎてきたように思われます。ここらでブレーキを踏まないと滅亡の歴史を辿らないとも言い切れません。私どもは生き延びても子供たちの未来にとんでもない禍根を残してしまいます。たとえ地球環境がおかしくなっていなくても、ここらで過去を振り返ってみたり、本当に幸せな社会はどんなものなのかを反芻してみる機会にしてもいいかもしれませんね。