蜘蛛が大きな卵
蜘蛛が大きな卵地方によって言い伝えがなかったり、異なった言い伝えがあったりするのかもしれませんが私の記憶では「蜘蛛はいい事の知らせを持ってくるから決して殺してはいけない」と教えられたものです。ですから大小を問わず決して殺生をしないように心がけているつもりです。今朝も会社の工場の中でオペレータが指を指しますので先を見ると体の大きさがほぼ2cm、足を伸ばせば5~6cmぐらいにはなるでしょうか。久々に見る大きな蜘蛛がお腹にははみ出さんばかりの卵の袋を抱えているではありませんか。一度は紙に救って草花のあるところへ移動させるつもりでしたが何度載せても落ちてしまいます。当然ですよね、それだけの長い大きな足があるわけですから歩けば落ちるに決まってます。諦めてその場にいてもらうことにしました。当然オペレータには幸運の使者だから決して殺す事のない様に言い含めたのは当たり前です。私は蜘蛛を見るといつもそうですが母方の父、祖父を思い浮かべます。あの世から久々に帰ってきてくれたかと思うのです。その祖父と私の係わりは私の人生において掛け替えのない貴重なものでしたからつい嬉しくなると同時に感情の高ぶりを抑えることが出来ません。そのことについては過去のブログに記載していますので振り返って読んでいただくと幸甚です。五分の虫にも魂、三つ子の魂百までとは昔からの言い伝え。日本人の心の中には万物、神様や心が宿っていると教えていただきました。だから世界的にも珍しい国民性を持っている、誇れる日本になったのでしょうか。あの大きなお腹の卵の袋はいつはじけて多くの子蜘蛛が生まれ出るのでしょうか。全ての子蜘蛛があの母蜘蛛のように大きくなって工場の中を歩き回る姿はあまり想像はしたくありませんがでも多くの幸せの使者が増えたと思えば大丈夫でしょう。順調に育って欲しいものです