お嫁さん
私の家庭は母(マンションの一階が母、2階が私ども)、妻、長女の構成。別居で長男、次男の家庭がある。当然二人には奥さん、私から言えばお嫁さんがそれぞれいる。父親から言えばお嫁さんは特別な存在である。母親がお婿さんを迎えるのとは又違う複雑な心境がある。親族が増える事になるわけで責任感が増幅される、かといって負担になると言うのでわなく元気で長生きせねばいけない、子供たちの将来のために親としてできるだけのことはしていけるようになっていなくては、子供たちの迷惑の掛からないように親としてしっかりしていかないといけないと言う一種の緊張感とでも表現したら良いのだろうか。当然出来る孫は内孫と言う事になるわけで直系の人間が増えていく事となる。また、新しい娘たちのためにふさわしい父親でなくてはいけない訳で弱みは見せられない。頼りないとも思われたくないし、息子たちの顔をつぶすような事も出来ない。そのためには父親業も勉強せねばいけないしより人間的にも成長し息子たちの一歩前を常に進んでいなくてはいけないし尊敬されることも要求される。お嫁さんを迎えることで改めて精進を重ねる必要性を痛感させられる。思えば今までそんな事も真剣に考えずに過ごしてきたわけで、いいチャンスを貰ったと思えばありがたいものである。