890782 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

misty247

misty247

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2014.09.20
XML
カテゴリ:四季折々の写日記
 関西の花のお寺といえば名前があがってくるほどに、そこは名所になっている。
 庭とお堂との釣り合いがよいのか、花の見せ方が上手いのか、よく知らないけど、花期の二週間ほどはたいそう賑わう。
 最寄駅に降りたので寄った。寄ってみようかという気になったのは私がジョガーだからで、寺は往復で3キロを越す辺鄙なところにある。
 花は五月の花。いまの時期に立ち寄る人はまずいない。

 案の定、境内には人影なく、しんとしていた。
 花のないことが、強調されているようだ。一年は五十二週間。そのうちの二週間だけある花は、残りの五十週間、のべつ幕無しに花のないことをにおわせている。

 いっときだけある花は、よいものだろうか。
 スポーツで栄光に輝いた人とか、一発屋と後ろ指さされてる芸人とか。華やかな一時期のあったことが、その他大半に陰を落とす。
 大きな不幸はその処理に難しいが、大きな幸せもまた同じなのかも。

 その花木の下で、秋海棠が咲いていた。

201409シュウカイドウ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2014.09.21 06:51:59
コメント(0) | コメントを書く
[四季折々の写日記] カテゴリの最新記事


PR

Calendar

Profile

misty247

misty247

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X