続・第42回こんぴら石段マラソン(奥社1368段)
Mさんとの待ち合わせは駅前で朝6時、遅れたのは私。目覚ましの針だけセットしてスイッチを入れていなかった。駅まで全力走。距離と脚力を考えて、最高パフォーマンスを追求して走った。こんな真剣に「考える走り」をしたのは初めてだ。 予定の電車はとうに出た後。私鉄と地下鉄を乗り継いで新大阪に滑り込み、予定のひかり447号の乗客となり、寝坊の挽回は無事取り戻せた。良かったと喜びつつ、Mさんにひたすら詫びる。 鉄道ダイヤは年毎大きく変わらないだろうから、来年行く人の参考に書いておこう。 6:50 新大阪発 → 7:41 岡山着 新幹線ひかり447号 7:55 岡山発 → 8:32 坂出着 マリンライナー9号 8:46 坂出発 → 8:59 多度津着 予讃線・普通 9:08 多度津発 → 9:22 琴平着 土讃線・普通 \3,060(乗り放題切符) + \5,350(ひかり) = \8,410 JR沿線でひかり447号に乗れる近畿圏在住者なら、往復\8,410/名ですむ。2名ならこれは安い。さらにチケット屋を利用すればモーニング代ぐらいが出る。メンツが揃えばコスト面では車に軍配移るが、大会の日は3連休のなかびだから、遅延リスクの低い鉄道は依然選択候補に残るであろう。 復路は新幹線を使わず在来線のみ。走り終わって、琴平温泉街の旅館の外来入浴で汗を流し、讃岐うどんを食べて、後はまっすぐ帰った場合の時間を書いておこう。 13:06 琴平発 → 13:33 坂出着 快速サンポート 13:57 坂出発 → 14:35 岡山着 マリンライナー36号 15:16 岡山発 → 16:20 相生着 山陽本線・普通 16:21 相生発 → 17:43 大阪着 東海道山陽本線新快速 行って帰るだけでも長い車窓の旅である。でも瀬戸大橋からの眺めは、それだけで観光の目玉となろう。下を見ると線路の隙間から海が見えた。▲瀬戸大橋を渡るマリンライナーの車窓から 久しぶりに新幹線に乗った。遠景がビュンビュン流れていく。速いなぁとあらためて感じた。福知山線の事故で列車の速度というものに敏感になったのも含まれている。自分が走るようになって、乗り物の速さを自分を基準に感じるようになったのも含まれている。新幹線というものがある世の中に自分がいるのではなく、自分のいる世の中の誰かが新幹線をつくりあげたのだ、と物事の見方が変わったのも含まれている。 いろんな心理作用が重なって、久々に乗る新幹線は速かった。もし、のぞみだったら、ぶったまげていたことだろう。▲JR琴平駅舎のすぐ横がマラソン会場 9時22分。予定通りに琴平駅に到着。着替えてウォームアップ。朝から1本走っている私は柔軟体操のみにした。 快晴。少し暑いほどで空は青い。さぁ、名にし負うこんぴらさんの石段へ。10時、スタートの号! <つづく>▲スタートラインに集う選手たち