手帖が、仮死状態になってしまったら・・・
みわたす手帖には、1日の手帖、1週間の手帖、1ヵ月の手帖、1年の手帖、12年の手帖、120年の手帖と、6種類のスケジュールの手帖があるので、みわたす手帖を使い始めて、しばらくたつと、どの手帖に何を書いていいのか、わからなくなってしまう方もいます。 6種類の手帖に同じ内容を、書かなければならないと思い込んで、そんな面倒なことはできない・・・と、あきらめてしまう状態です。 でも、みわたす手帖に出会った時に感じた、ここには何かがある・・・という、直感を思い出し、なんとか書いてみようと、書き方聞きにきた方との会話を、まとめた文章を紹介します。たずねてきたのは、Aさんです。 ■仮死状態からの解放 Aさん 「ごぶさたしております」 事務局 「雨の中、恐縮です。早速ですが、いまはどんな手帖をお使いですか?」 Aさん 「前に使っていたB5の見開き1ヵ月の手帖です。1日の1スペースを、横に4つに仕切り、1日にやることを4つほど書いて、それにしたがって行動しています」 事務局 「スケジュールは、ぜんぶその見開き1ヵ月で管理しているのでしたね」 Aさん 「そうです。みわたす手帖だと1日の手帖、1週間の手帖、1ヵ月の手帖と、同じことを見開きで3箇所に書くことになって、面倒でした」 事務局 「どうしてですか? なぜ、何種類もの手帖に同じことを書くのですか?」 Aさん 「えっ? そう教えていただきませんでした? システム手帖の意味がありませんよ」 そういってAさんは、きれいに書いてある、仮死状態のみわたす手帖を見せてくれました。 事務局 「書けなくなった原因がわかりました。1つは、同じできごとを何度も書いていたこと。次は、人に見せるために書いていたこと。3番目もあるのですが、それは後ほどお話しします」 つづく