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カテゴリ:世相一般。
随分昔の話になるが、ハイジャックにあった日本航空機機長が解放後のインタヴューに答えて(彼らが暴走しないよう)「だましだまし応対した」と応じ、この「だましだまし」という言葉が一時ちょっとした流行語になったことがあった。この場合の「だます」という言葉は一種方言であって、必ずしも人を「騙し欺く」「だまくらかす」という意味に直結するものではない。言ってみれば親がぐずる幼児を宥めすかして斜めになったご機嫌の回復を試みるようなものである。翻って、参院選大敗後の「頽廃・自公政権」の主たる戦略はこの「だましだまし」の一語に尽きるのであるが、度重なる不祥事の続発に次ぐ続発で今やすっかりご機嫌を損ねてしまった我が国民諸氏を、手を変え品を変え、あの手この手で果ては大メディアまでも動員してなんとか「もう一遍自民党を振り向いて頂戴っ!」と醜くあざとくみっともない悪足掻きを繰返す日々である。「仏の顔も三度まで」「みっともないからおよしなさい♪もっとでっかいこと何故出来ぬ?」(植木等)である。 ============ 「全面解決」事実上断念 舛添氏、公約違反を否定 舛添要一厚生労働相は11日午後、基礎年金番号に未統合で「宙に浮いた」年金記録約5000万件の名寄せ(照合)作業について記者会見、2割近くに当たる約945万件が統合困難とみられることを受け「作業はエンドレスで、できないこともある」と述べ、年金記録不備問題を全面解決するとの方針を事実上断念する考えを表明した。 政府、与党は来年3月までに5000万件の名寄せを完了するとしているが、舛添氏は「それまでにすべての問題を解決するとは言っていない」として、「公約違反」には当たらないとの認識を示した。 夏の参院選で来年3月までの解決を訴えた与党は「ここまでずさんだとは予想外だった」(舛添氏)という名寄せ作業の難航ぶりを国民に丁寧に説明し、理解を求める考え。一方の野党は「政府の公約違反」として舛添氏らの責任を追及していく方針だ。 会見で舛添氏は、記録の持ち主の可能性がある人に注意喚起を促すため今月17日から発送する「ねんきん特別便」について、名寄せ作業で氏名、生年月日、性別の3条件が一致した受給者約250万人をまず優先すると説明した。 2007/12/11 22:15 【共同通信】 ============ 『消えた年金』で不当にも流行語大賞まで貰った枡添だが、彼が単なるお調子者の目立ちがり屋で部類の法螺吹き男だということはみんな最初からわかっていることであるから、だからこそ我々は国会に於ける民主党・長妻議員とのガチンコ対決を期待していたのだ。それを血迷った安倍ポンの「直前逃亡」を口実に先延ばしを繰り返して来たのが今や賞味期限切れから消費期限切れへと移行し切った感のある現・自公政権である。これ以上食べ続けたら体がもたないのだよ、おとっつぁん。 「もう、ええ加減にせい!」ということなのである。 ============ 自公党首、今国会成立で一致 対テロ新法案 会期再延長も確認(12/12 00:02) 『北海道新聞』 福田康夫首相は十一日夜、公明党の太田昭宏代表と首相公邸で会談した。インド洋での海上自衛隊の給油活動を再開する新テロ対策特別措置法案を今国会で成立させることで一致。十五日までの今国会の会期を一カ月を軸に再延長し、衆院での再議決で成立を図ることを確認した。 太田氏は会談終了後、記者団に対し、政府・与党が来年一月中旬までの一カ月間で調整している延長幅について「会期末までまだ四日ある。できるだけ早く野党の民主党とも責任ある対応の中で結論を出していきたい」と述べ、民主党の出方を見極める考えを示した。 首相は対テロ新法案が参院で否決された場合、与党が三分の二以上を占める衆院で再議決して成立を図る決意を示している。会談でも協力を求め、太田氏は会談後、記者団に「幹事長、国対委員長に任せている」と述べ、事実上再議決を受け入れたことを示唆。さらに、衆院の解散・総選挙の時期について、太田氏は「私は来年秋以降が望ましいと話しており、首相もご存じのはずだ」と先送りが望ましいとの認識で一致していることを明らかにした。 首相は会談に先立ち、対テロ新法案に関し、首相官邸で記者団に「次の国会だったら成立すると言うのか。この国会を何のために延長したのか」と述べ、成立にあらためて強い意欲を示した。 ============ 橋下弁護士が一転出馬へ 大阪府知事選、きょう正式表明 '07/12/12『中国新聞』 来年一月の大阪府知事選で、大阪弁護士会所属の弁護士でタレントとしても活動している橋下徹氏(38)が十一日、芸能事務所を通じてコメントを出し、出馬する意向を表明した。十二日に大阪府庁で記者会見し正式発表する。 橋下氏は「今回、大阪府知事選に立候補する。エネルギーのすべてを大阪府政にぶつけ、府民が大阪を明るく元気に感じるよう頑張りたい」と強調した。 自民、公明両党が橋下氏を支援する方向で調整する見通しで十二日朝、自民党の大阪府選出国会議員が党本部で対応を協議する。 民主党は独自候補擁立を目指しており、十一月に行われた大阪市長選に続き与党と民主党が全面対決する公算が大きくなっている。 府知事選では、三選確実とみられていた太田房江知事(56)が「政治とカネ」をめぐる問題発覚の影響で出馬を断念、告示まで一カ月を切り各党は候補者選定を急いでいた。 自民党は当初から知名度の高い橋下氏に出馬を打診していたが、橋下氏は五日に芸能事務所を通じ「出馬する意思は全くない」と述べ、いったんは辞退した経緯がある。 十一日のコメントでは「当初は立候補しないと意思表示していたが、十一日午後に立候補できる環境が整った」と説明した。 橋下氏は早稲田大卒で、一九九七年に弁護士登録。現在は弁護士業務のほか、テレビのバラエティー番組などに出演している。 知事選には弁護士の梅田章二氏(57)が共産党推薦で出馬表明した。 ============ この話は何か裏がありそうだが、週刊誌ネタかな? 元々ポチポチ親衛隊の彼が記者会見で何を言うかだな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年12月12日 07時24分38秒
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