Kさんの支援~その4
リハビリ病院に入院中のKさん。ここにきて 急展開に話が進んできました。直前の記憶や 判断力に衰えがみられ今後の財産の管理ができないのでは?と皆が心配していて地域包括に後見人制度の相談もしていましたが、牧師が預かっていたKさんの「遺言書」の宛名に書かれている 連絡先(弁護士事務所)に思い切って連絡したところ(本人、了解の元)この弁護士さんは Kさんの教え子との事で(Kさんは教師でした)すぐ 病院にかけつけてくださり牧師とも面談でき、(とても誠実な良い方だったとのこと)この弁護士さんは、Kさんの今後の事について非常に具体的に 助言をくださいました。そして、Kさんも強く希望されたことからこの方に今後の事をすべてお願いすることになりました!わたしを含め支援者たちも 本当にホッとしました。そして そして・・・「退院後、もう1人暮しは無理では・・?」と 、これまた 支援者たちは案じていましたが、Kさんの方から「適当な有料の施設に入りたい。」と病院の相談員さんに話されたそうです。相談員さんはKさんに紹介業者を教えてくださりなるべく教会に近い 有料老人ホームを一緒に探すことになりました。これも 本当にホッとしました。余談ですが、Kさんは「お金はいくらかかっても大丈夫!」と言われましたお子さんは おられなく、ずっと教職に赴いて75歳まで 大学の講師をしていたKさん。。児童養護施設や障がい者団体に毎年 たくさんの寄付をしてこられたことも今回の支援で 知りました。『料金を心配することない』というのは 施設探しでも とても助かります。なんだか トントン拍子でKさんの背後に神様のお支えを感じました。Kさんが安心して穏やかに余生を暮らせる施設が見つかると良いな と思っています。