テーマ:子連れのお出かけ(8034)
カテゴリ:東京散歩。
2歳児の手をひいて、電車に乗り、あとは時間の許すかぎり・・・ひたすら散策。 これぞ、ぷーたろう親子の醍醐味。 上野の芸大横にある『国際こども図書館』なんて、最高です。 あ、でも、「こども図書館」のことを語り始めると・・・好きすぎて長くなるので、 今回は、ある土曜日の‘すぃ散歩’を。 谷中・根津・千駄木あたりの下町の雰囲気が大好きです。 地下鉄の駅から出て、谷中ぎんざへ。 商店街を歩いて通り抜けた先に、 「夕やけだんだん」と呼ばれる野良猫だらけの階段があります。 この階段を登りきって振り向くと、とても綺麗な夕やけが眺められるので、 「夕やけだんだん」・・・しゃれた名前でしょ。 その、だんだんを登りきった場所に、いい店がオープンしました。 籠に ゴム長 ざる バケツ、 ほうき 黒板 杓子に 束子。 暮らしの道具『谷中 松野屋』 日本橋馬喰町で、籠などの道具&雑貨の卸問屋を営む松野屋さんが、 全国を歩き回って選び抜いてきた生活道具たちが勢揃いです。 まずは、ダンディなご主人に挨拶。 そして、奥様にも挨拶。 ここは、奥様がやってらした「ぬうこと・あむこと」の店 『nuicoto(ぬいこと)』さんのリニューアルオープンなのです。 いい感じに、ひらけたお店。 お客さんがひきもきらず・・・見たいものがたくさんありすぎて目が泳ぐ。 2歳児は、外の野良猫に夢中。 また、夕方おじゃますることにして、坂道を降りてゆく途中・・・ 陶芸家の五月女寛さんとばったり遭遇! 2月20~28日、塩山奈央さんのおうちアトリエ『まめわぞ』 (かつて「sasulai」という古道具店&ギャラリーだった場所)で、 五月女さんが陶展を開かれるそうで、DMをいただく。 五月女寛 陶展 「いぬふぐり」 (24・25日はお休みだそうです。あしからず。) 個展会期中、‘塩山食堂’では、塩山さんのお料理もいただけるそうな。 それは、いかなくちゃ! では、また!と挨拶して、お互い別の方面へ。 そして、谷中ぎんざに来たら寄らずにいられない 「肉のすずき」の和牛メンチカツを買う。 TVにもよく取り上げられてて、すごい人気なので、 いつもはかなり長い行列だけど、今日は5人くらいで買えた。ラッキー。 揚げたて熱々コロッケにかぶりつきたいところを、ぐっとこらえて、 いざっ 数件先の「越後屋本店」へ! そさくさと急ぐ。 母の心を知ってか・・・2歳児も小走り(笑) 土日限定・琥珀エビスの生ビールを買うのじゃ! ビールを注いでくれた酒屋のお兄さんが、 こちらにどうぞ!とビールケース(椅子)も用意してくれる。 2歳児には、牛乳のケース。ちょうどいい。 まずは、2歳児と乾杯(彼は、ほうじ茶)して、グビリ。 くーーーっっっ! うまいっ。 美味すぎるっ!!! そして、アツアツをパクリ。 薄い衣は、サックサク。中からはジューシーな肉汁がっ。うましっ! 熱々メンチと生ビール。 も~ 最高のコンビっ。 世界はバラ色です。 旦那や友達は今頃、仕事してんだろうなぁぁぁ… な~んて思いながら飲む 午後2時の生ビールの美味いことよ。 あぁぁ 至福タイム。 道行く人を眺め(忙しそうな人に睨まれながら) 店先に座り込んで、熱々コロッケをつまみながら、子連れで飲む ・・・これぞ、自由だぁ!!! Life is wonderful!!! ビールケースの上から見上げる世界の素晴らしさを噛みしめていたら、 またまたバッタリ、五月女さんと遭遇! お互い、笑ってしまいました。 路上ビールで、すっかり いい気分な私。 2歳児にもサービスすべく、さらに下町を散策。 おー 消防車はっけーん。 歴史のありそうな…大きな樹木の茂ってる公園で遊ぶ。 田舎ものの私が、東京にきて、1番幸せを感じるのは、こういう時間。 そして、こういう街。 ほんとは、バリバリ仕事に燃える女になるつもりだったんだけどな~。 人生、コロコロ転げてみないとわからないものです。 はしゃいで、2歳児と走りすぎて酔いが回り、 電車で帰るのがめんどくさくなったので、旦那を呼びだす。 ココロ優しき旦那に感謝。 夕暮れ時、夕やけだんだんからの眺めを楽しみに、もいちど松野屋に行く。 松野屋のご主人が「夕暮れ時がいいよ~。」と言ってた理由がよくわかる。 下町の夕日。 なんだかCMみたい。 松野屋の隣には、「質屋・おぢさん」のネオン看板が…風情ありすぎ。 昼間と変わらぬお客さんの多さに驚きつつ、店内を見る。 旦那に子守りしてもらって、じっくり見る。 そして、今回、松野屋で買ったのは、岩手産の竹カゴ。 洗った皿を乾かすのです。 皿の割れや欠けを防ぐには、このカゴがベスト。 横にある、かつて益子のstarnetで買った、中くらいのカゴでは、 大皿が干しきれなくなったため、大きいのを探していたところ。 お手ごろ価格で、しかも松野屋で購入できて、よかった。 あとは、散策につきあってくれた2歳児に、木のフォーク。 こころばかりですが(笑) 2歳児も、春からは幼稚園。 こうやって、ふっと思いついて、 ふらりと都内を散策できなくなるのは寂しいですが・・・ 午後2時の路上 生ビール、 いつか成人した息子といっしょに楽しめるといいなぁ。。。 なーんて思いをめぐらす母であります。 下町ふらふら散策は、小さな発見がいっぱい。 街、店、人、看板、猫、犬、草、花、見上げた空、足元の小石… 魅力的なことがあふれてて、やっぱりやめられません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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