6月のタイで食べたマンゴーは最高だった。日本にもマンゴーはあるが、あそこまでのものはなかなかない。
だが、銀座をブラブラしているある日、きちんとした店舗ではなく、ちょっとした物産展の雰囲気をかもしている農産物販売所で売ってるマンゴーを試食したら、タイで食べた味そのもの・・・いや、もしかすると凌いでいると言ってもいいレベルで、驚いた。
OTENTOというブランド名。聞けば日本の資本で、現地の農場で生産したものを直接販売しているのだという。
マンゴスチンもあったのだが、残念ながらこちらは少しフレッシュさがない気がした。現地の味とはだいぶ差がある。だが、マンゴーは文句なし。
値段は現地の市場の・・・何倍だろう? 10倍?
チェンマイのワロロット市場で、こぼれんばかりに積み上げられて売られていたマンゴー。あの熱帯の豊かさと大都会銀座の臨時直売所では比べるべくもないが、マンゴーに関してだけ言えば、見かけはタイの市場のものよりぐっといい。サイズも大きいし、色つやもいかにも美味しそう。日本に来て急に高級な希少品になった感がある。
いずれにせよ、政情不安で足が遠のいたタイへの郷愁をまたかきたてられる味だった。
次はやっぱり、南のプーケットかな。
「いつフランスから帰って来たんだっけ?」(←Mizumizu連れ合いの台詞)