「き楽」は午後かなり長い間昼休みを取るので、観光客の時間と合わないこともあるかもしれない。
そんなときは迷わず、近くの「千石寿司」へ行こう。くじらのモニュメントが目立つ仙崎港前にあり。目の前が駐車場だから、クルマで来た人には「き楽」より行きやすい。
活イカづくしはないが、メニューは豊富。
生うに丼や三味ちらしが目玉のようだが、Mizumizuがここで食べるのは、もっぱら「いかそうめん丼」。
要はすし飯にいかそうめんをのせたもの(笑)。イカは透き通ってはいないが、新鮮。めちゃくちゃ美味しいとか絶品とか、言うつもりはないのだが、普通に美味しくいただける。これが案外大事だ。
うには正直言って、北海道のものを食べてしまうと山口で食べる気になれない。もっともイカも北海道のほうが美味しいと思う。
なんてことを言っては身も蓋もない。ここは西日本。北海道の海鮮と比べては気の毒というものだ。
窓の外に、波に揺れる船が見える。四角いテーブル、四角い模様の入った四角い座布団、四角い窓、四角い障子・・・この統一感と窓の向こうの、潮の香り漂う港の風情が好き。