仙崎から車で小一時間ほど西へ走ると、日本離れした景観を誇る角島大橋に出会える。
このあたりの砂浜は白く、海はご覧のような透明感あふれる水色。
正面に見えるのが角島。生活道路として建設された角島大橋だが、夏の晴れた日に特に際だつこの景観美は、すでに自動車のCMに多く使われている。
そもそも山口県は道路もよく、渋滞もなく、山道あり海沿いの道ありで、ドライブが楽しい県だが、角島大橋はその白眉ともいえる。
写真を撮る人も多いが、なんといってもハーレーの多さに驚いた。高速道路ではよくBMWのバイクを見るが、こういうなだらかで走りやすい道はハーレー乗りを惹きつけるのかもしれない。
白バイそっくりのマニアも走っていた(笑)。
残念ながら、というべきなのか、当然ながらというべきなのか、角島自体には観光名所らしいところは皆無。灯台があるとはいっても、わざわざ行くほどのものでもない。角島自体、ドライブしてもさほど楽しいところではないので、この橋を目当てに来たドライバーは、角島に入って少し先にある道の駅あたりで引き返すほうが無難。
大橋の横には小高い展望台も作られ、水色の海流と橋のパノラマを楽しむこともできる。
橋と海を一望できる西長門リゾートホテルでお茶をするのもいい。ただし、味は・・・「いけません」。