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カテゴリ:Travel(日本、関東)
ホテルルートイン東京阿佐ヶ谷 今は東京にいる。 コロナが落ち着いてくれるのを祈りつつ、山口で隠遁生活(?)を送っていたが、待っていてもコロナは終息しそうにないし、長い間留守にしている東京の家も心配。いい加減しびれを切らして東京に戻ったのが先月のアタマ。 山口にいると、東京は「コロナが渦巻いている」あぶないところ…のような気がすることもあったが、戻って生活してみれば、いたってフツー。もちろん外ではほとんどの人がマスクをしているし、店に入れば必ず消毒薬がおいてある。そこはコロナ前とは変わったが、みなフツーに出歩き、フツーに買い物し、フツーに働いている。 飲食店の対策は正直言うと、結構店によって差がある。物凄くしっかりしているところと、「大丈夫か、ココ?」というところもある。 しかし、やはり東京のモノの多さ、飲食店の多彩さは、凄いと思う。 東京に戻ってすぐに、広尾の山種美術館にMizumizu母と行った。素晴らしい日本画を鑑賞したあと、駅までの下り坂をぶらぶら歩いて、途中で見つけたこじんまりとしたイタリアンの店に入ったのだが、ランチの安さにたまげた。 料理2品に飲み物がついて、1800円ですと? やっす! 広尾で、こんな値段でやっていけるのか? しかも、料理は実に本格派だった。 前菜に選んだサラダ。野菜に加えて生ハムやサツマイモなども入っている。いろいろな具材のハーモニーが楽しい。一緒に行ったMizumizu母は、サラダ大好き人間。それも野菜だけでなく、フルーツやナッツ、肉などとアレンジしたサラダに目がない。そのMizumizu母が、ドレッシングも美味しいと絶賛していた。 プリモのチーズリゾット。イタリアを思い出させるアルデンテでチーズたっぷり。黒コショウも効いている。量は少ないが、シェフの腕の確かさが実感できる一皿だった。 あ~、やっぱり東京は凄い。しかも、なに? この安さ。 あとで調べたらこの店(オステリア・ルッカ)のオーナーシェフは、それなりに有名人らしい。好みはあるだろうけれど、腕は確かだ。 山口は案外、外食が高いのだ。いや、安い店ももちろんあるが、そこそこの味のものを食べようと思うと、決して安くはない。驚くほど腕のいい作り手のいる店も稀にあるが、そういうところは総じて高い。 家のある中央線沿線駅にも、さまざまな飲食店がある。以前東京にずっといた時は、あまりそういう意識もなかったのだが、山口にしばらくいて、出てきてみると、その豊富さ、多彩さに改めて圧倒される気分だった。 山口ではあまりお目にかかれないタイ料理やベトナム料理の店だって、選択肢はかなりある。もちろん、イタリアンやフレンチ、ラーメンもあるし、カレーもある。肉料理や魚料理や… ランチだったら1000円以下で、いろいろな店でいろいろなものが食べられる。 ということで、Mizumizu母が短期間で山口へ帰ったあとは、Mizumizuはもっぱら外食ばかり。 やっぱりねえ、東京の消費文化は凄いし、捨てがたい。コロナで田舎に避難した人たちも、そのうちまた戻りたくのではないかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.11.03 20:50:35
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