テーマ:お勧めの本(7397)
カテゴリ:水島新司
梶原一騎原作。 今回はサンケイコミックス巻頭の梶原一騎先生のコメントを紹介。(原文ママ) 二度と実現せぬコンビ! 梶原一騎 現在の少年まんが界のランクで東西の横綱といえば、ちばてつや、川崎のぼる、この両君であることは、まず衆目の一致するところであろう。 私は原作者として、前者とコンビで「あしたのジョー」、後者と組んで「巨人の星」と、それぞれいい仕事をやれたが・・・ 水島新司君は近来グングンと頭角をあらわし、斯界で最高権威の「講談社児童漫画賞」も受賞、ちば、川崎に追いつき、追い越せの人気、仕事量で、いまや張り出し横綱格である。 「泣き笑い番長」は、この新横綱と私が組んで仕事した、ただ一作のまこと記念すべき作品だ。 ちば、川崎とおなじく自分で秀れたストーリーの作れる男だから、今後おそらく二度と、このコンビは実現するまい。 そういう意味で貴重であるのみか、彼と私の持ち味が実によくドッキングした青春学園スポーツ物と自負する。 サンケイコミックスで少年キング連載時の「ファイティング番長」を「泣き笑い番長」として発刊(昭和48年) 梶原氏のコメントにある講談社児童漫画賞は、少年マガジンでの連載していた「野球狂の詩」で受賞している。 昭和42年 週刊少年キング 順番変わっちゃいましたが、高森兄弟で並んだから勝手にいいんじゃない?ッてことで。 キングで連載されていたファイティング番長の単行本ですが、連載されていたすべての作品が収録されていないのが残念です。巻数増やして欲しかったですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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