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水島新司 漫画図書館

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2008年02月10日
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テーマ:お勧めの本(7397)
カテゴリ:水島新司
ファイティング表紙.jpg


梶原一騎原作。

今回はサンケイコミックス巻頭の梶原一騎先生のコメントを紹介。(原文ママ)



二度と実現せぬコンビ!  梶原一騎


現在の少年まんが界のランクで東西の横綱といえば、ちばてつや、川崎のぼる、この両君であることは、まず衆目の一致するところであろう。

私は原作者として、前者とコンビで「あしたのジョー」、後者と組んで「巨人の星」と、それぞれいい仕事をやれたが・・・

水島新司君は近来グングンと頭角をあらわし、斯界で最高権威の「講談社児童漫画賞」も受賞、ちば、川崎に追いつき、追い越せの人気、仕事量で、いまや張り出し横綱格である。

「泣き笑い番長」は、この新横綱と私が組んで仕事した、ただ一作のまこと記念すべき作品だ。

ちば、川崎とおなじく自分で秀れたストーリーの作れる男だから、今後おそらく二度と、このコンビは実現するまい。

そういう意味で貴重であるのみか、彼と私の持ち味が実によくドッキングした青春学園スポーツ物と自負する。



サンケイコミックスで少年キング連載時の「ファイティング番長」を「泣き笑い番長」として発刊(昭和48年)

梶原氏のコメントにある講談社児童漫画賞は、少年マガジンでの連載していた「野球狂の詩」で受賞している。


昭和42年 週刊少年キング


ファイティング扉.jpg


順番変わっちゃいましたが、高森兄弟で並んだから勝手にいいんじゃない?ッてことで。

キングで連載されていたファイティング番長の単行本ですが、連載されていたすべての作品が収録されていないのが残念です。巻数増やして欲しかったですね。






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最終更新日  2008年02月10日 16時47分24秒
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