カテゴリ:車・ITS
トヨタ自動車において、クルマの型式指定申請時の認証試験に関する不正行為が新たに発覚した。国土交通省は2024年7月31日、同社の7車種で不正行為があったことを認定したと発表した。 トヨタでは既に、7車種で認証不正が発覚している。同日の国交省の発表によって、認証不正の対象は14車種に広がった。今回の事態を受けて同省はトヨタに対して、 道路運送車両法の規定に基づく是正命令を発出した。また同社に対して、1カ月以内に再発防止策を報告し、その後、四半期ごとに再発防止策の実施状況を報告することを求めた。 今回新たに認証不正が発覚したのは、現行生産車4車種と過去生産車3車種である。現行生産車は、中型多目的スポーツ車(SUV)の「RAV4」と「ハリアー」、中型ミニバン「ノア/ヴォクシー」、高級ミニバン「レクサスLM」である。このうちノア/ヴォクシーには、スズキへのOEM(相手先ブランドによる生産)供給車「ランディ」を含む。 一方、過去生産車はハイブリッド車(HEV)「プリウスα」、中型SUV「レクサスRX」、中型セダン「カムリ」の3車種。プリウスαには「メビウス」、カムリには「アルティス」というダイハツ工業へのOEM供給車が含まれる。
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最終更新日
July 31, 2024 08:36:44 PM
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