2276463 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ユビキタスモバイルの夢

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
August 2, 2024
XML
カテゴリ:車・ITS

トヨタは車の量産に必要な「型式指定」の取得作業で不正があったことが6月初めにわかっている。今回はこれに加え、データの捏造(ねつぞう)など新たな不正が国交省の指摘で発覚した。トヨタから国交省への報告にも事実関係に間違いがあったという。

そもそもトヨタは近年、日野自動車やダイハツ工業、トヨタ自働織機など主要グループ企業で次々と同様の不正が判明していた。この間、自社に潜む不正の根を探る機会は何度もあったはずだが、「不正はない」の一点張りだった。徹底調査に着手しなかったのは怠慢と言わざるを得まい。

そのうえ、国交省から指摘されてようやく不正を認識した。自浄作用が働いていなかったと言われても反論できないだろう。

トヨタの豊田章男会長は認証不正について「自動車メーカーとして絶対にやってはいけない」と言いつつ、この種の不正を根絶するのは難しいとの認識も示した。

常に現場に潜んでいるはずの矛盾を改善していこうという考えはトヨタの強さの源泉ともいえる。ただ、今回の問題に関しては「どうせまた起きる」と諦めてしまう前に、現場が二度と不正に走らなくて済むような仕組み作りを講じるべきなのではないか。

自動車メーカーが関わる不正では、いわゆる下請けいじめも取り沙汰され、トヨタ子会社でも発覚している。業界団体の日本自動車工業会が6月に緊急調査したが、早急に全容を明らかにしてもらいたい。問題の解決は現状を正しく知ることから始まるはずだ。

自動車産業は日本経済の大黒柱といえる。積み重ねてきた信頼を失う前に、今こそ膿(うみ)を出し切り再出発を期すべきだ。

出典:[社説]トヨタは不正の膿を出し切れ - 日本経済新聞 (nikkei.com)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  August 2, 2024 10:18:18 PM
コメント(0) | コメントを書く
[車・ITS] カテゴリの最新記事


PR

プロフィール

MM1940

MM1940

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

aki@ Re:さよならスマホ、2050年に普及率0%(10/29) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
坂東太郎9422@ Re:2度目のノーベル賞に挑む  「株式会社Caloria代表取締役社長 管理栄…

フリーページ

バックナンバー

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X