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2005.08.10
カテゴリ：サッカーでモノモウス
海外で活躍する選手が増えてきたのは良いが
ＦＷやＭＦばかりでＤＦが今のところ 中田浩二だけなのが気にかかる 今、日本代表に不足していると思われるのは ズバ抜けた安定感と守備力を持った選手がいないこと 攻撃的ＭＦやＦＷの海外組が増えている中 ＤＦで活躍している選手がいないために 守備力が攻撃力に遅れをとり チームの総合的なバランスが崩れ始めている 最近の試合結果を見ればわかると思うが 失点が非常に多くなっている このことは トルシエ時代と今のジーコとで比べればよくわかる トルシエはチームバランスを考え、守備を重視した タイプで静から動への速さを追求してきた ジーコはそうでなく攻撃こそ最大の防御と 言わんばかりに超攻撃的なサッカーをさせている トルシエは規律を重視し ジーコは精神力を重視している この二つは偏ってはいけないもののはずである しかし、現状では精神力を優先して規律と言ったものは 今の日本代表からは伺えない 規律というのは決まりごとである 精神力というのは根性やモチベーションである 特に規律は、守備に対して大きな影響を与える 守備というのは、攻撃と違って個性を活かし難く 事前に意思統一をはかり、規律を創る必要がある こういったことから、今の日本代表は監督を含め 守備を考え直さなければいけない時期にさしかかっている 現在、ＤＦとしての適正に合致するのは中沢ぐらいで 他の選手はフィジカル面で勝負できない分 カンやデータを駆使した読み等でそれを補っている だが、海外では、そういったデータや 日本で養った経験等はあまり役にたたない 海外でも強いとされるリーグで経験して鍛えられた 守備専門の選手がいれば、ＤＦの底上げが自然とできるの だが、今はそういった選手がいない ならば、今からでも探し出して育てるしかない ＪリーグでもＤＦ一筋の選手はいるはずである それも屈強な精神と技術、体格を兼ね備えている選手が･･･ そういった人材を素早く選出し試合に出場させて その選手が連携を理解し規律を創り上げることが できなければ、来年のワールドカップでは 得点より失点が多いということになりかねない お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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