角んとこ
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本日の気分的詩157
うつ86
日記?84
ばとん。6
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止まるのか口頭では逃げると言わず反れたと言う気なんだろう涸れたとでも言ったらもっともらしく聴こえるそうやってわからないわからないと言って、その先の中途半端さは目に見えてるくせに
2007年07月04日
雨音の中であなたはいつでもひとりになれるカーテンをひくように雑音を遮断して、きこえるのは雨粒と鼓動息をすることを忘れていた涼やかな湿度を肺に満たしていつでもここでひとりになれるいつしかここでひとつになれるたしかにここにいるあなた
2007年06月21日
心臓をつかまれたことに今度はやっと気がつけたついついその笑顔を反芻してしまう自分に気がつけたきらきらひかるちいさなつぶを追いかけてひとつ拾い上げるたびに胸にしまう次第に刺が出てくるしくなるんだろうけど、ちいさい今のうちならしあわせな痛みだろうそれが、おおきく膨れ上がっていくのも好ましい快晴のやたらすくないこの町で、余計なものが無い分それを細やかにすくいとれた今日
2007年06月16日
ずっと確かなものを求めて歩いていく始まる度に確かめるこれは確かなものなんですかとその度に確認できるのはあたしが不安をたくさんもっていることとそれを信じきれないこと不安定な水のなかで呑まれていくだけどひとっていうのはいつでも確かなものを求めている
2007年05月30日
升目を埋めていったら安心するのか、空白があるのがこわいんだろどんどん詰めて埋めてそうして積み上げたつもりの安定感やってろ。錯覚かもよ
2007年05月11日
うれしいことはいわないおおきなゆめもいわないくちからだしたらとけてもれてなくなりそうでひらたくうすくなっていくそれをてのひらから出したくなくてひとりであたためて濃いままに練り上げてそのうえへじょうはつしないようにわたしのためにだれかのために
2007年04月09日
粒の花 落ちて粒の雨 ささら 降る葉光ゆらぐ風、影切り取るみじんの粉のせここへ届く心音 ゆらぐ春の雨 ささら降る道に梅花 舞い散る
2007年03月06日
なみだは枯れ果てたなんてことばがうそなのをしっているそのひとのことを信じているようでただすこしよりかかるように利用している気がしてならないきっとふたりとも
2007年01月31日
平日の笑顔を張りつけて仕事をする大人たちうすっぺらいあたしもそうあるべきですかだってもうバスにはこども料金じゃ乗れないしおさけだって飲んでいいんだもの
2007年01月27日
花粉がからだの中でのたうちまわる感情はここらへんでぐるぐるまわるコップがあふれましたくしゃみがでましたなみだがでましたはながみをください積載量を超えたので
リトルリトル多すぎたならやかましいのは音も光も愛もきっと同じ
ひずんだ音の中に埋もれてその声を聴こうと思っても一向にとらえることができなくてまたただ手をたらして帰っていくそうやって何度も繰り返してまだあたしはここにいる
やかましい程の灯り追い詰められてすこし休ませてくれと、目が言う色はあたたかな中だけでいい夜は夜らしく夜であればいい
ゆびがつめたくててのひらにはまだあたたかさが残る自分の手でさえ温度差があるのにだからひとの手にはそれ以上のことを求めないんだろう
2007年01月19日
オロナミンCのふたをゆびわにしてコインをてのひらにそらがあおいのでさけんだこどもだったので
凍ったアスファルトを革靴で行くみだれのない縫い目を目で追いながらくらやみをなぞるしろいいきりんかくを知りたいんだろアウトラインをひくほどあざとくなくそこにある自分を知りたいんだろ
なみだはさむさのせいにしますかれたこえもさむさのせいにしますいきぐるしいのもくうきがすみすぎているから
逃惑う細心の注意をはらって気が付かれない様に気が付いた頃には遠いところにそっと置いておいたように
2006年11月15日
間が持たないからそこに座る二人掛けのテーブルに座った時点で所有物になったような不愉快さが走る避けがたいのでここでいいです。と。
かいつまんできかせただけの現実を信じてくれようとしないでここにあるのはわたしです沈黙を続けたなら心配をする半端な情報で疑いを招くあたしも例には漏れないのだけど
2006年11月13日
十月末の冷えすぎた店内これは策略なんだろうコーヒーの売れ行きを好くさせる為の冬めに気配を感じさせる為の精神安定剤もSNRIも ココアなんかで流し込む勇気はないからあたしはこうして息を詰めている
2006年10月30日
指弾きの右手で六弦の開放を鳴らす音やわらかさは半径1メートルをのみこんでうたは音色にとけこんだ心臓をつかまれたのはあたしだった
くうきのなかでもうすこし息をする時間をくださいくうきのうちの数十パーセントの酸素はあたしにはいくらか多すぎますくうき文面から伝わるくうき目線から伝わるくうき旋律から伝わるくうき気配から感ずるきみ
繋がってるわけじゃないけど連なってるここらへん見え隠れする本音を探って見ないふりして背中を見つめる盲目なふりをするのは楽しいんでしょうね片側からの目線を楽しんで正当化してばれてるのを知りながら押し付けるのあたしにはそれがやたらに重たかったりするんですがあたしのそれはどのくらいの重さなんだろうね
2006年10月20日
目を合わせていることが安心するのはうれしいととらえていいのかわからない笑い合っていることが楽しいのは単純にただうれしいものでしょう?だからって望みがあるわけでもないのであたしはただその場の雰囲気を噛みしめるだけなんだけど
ひとのことばを借りてしか表せないある程度の囲いの中でいきているひとあたしはそれが腹立たしいのかそれともそれに意地をやいているのか
安定を求められたけれどあたしは自分の面倒さえもろくにみることができないので与えるということは期待しないでほしいと思ったいつかどちらかが音を上げるのは目に見えているでしょう?
2006年10月18日
うなじをなぜる風冷やかさを増してあたしを冬まで連れてって甘ったるくてにがいモダンカフェがきみはすきだと言ったあたしはコーヒー味がにがてでそれでもそれを美味しいと思えたのは先入観があったからきみが与えた新たな目線はあたしをすこし変えました
始まった瞬間にもう終わる頃のことを考えているいつになってもなおらない癖だと思えば少しはマシに思えるのか
2006年10月16日
あたしがこのひとにしていることはあのひとがあたしにしていたことと同じだよ同じということを否定はできないからあのときのあのひとのきもちを知りたくて応えられないくせに善人を演じようとする知ってたよだから見ようとするそれが卑しいものでもまっすぐなものでも報いをあたしに
2006年10月12日
明るいところで見たらつくりわらいに見えたあたしだってそれ程 鈍感なワケじゃあない
その言葉を言わないことがルールラインを引くことが信頼の証あたしはあなたに何でも話すけどそれだけは言ってはいけないあたしたちのルールタブーを常に気にしながらたとえ触れても超えないようにあたしは迷う若者を演じてあなたはそれを見守る大人を演じるだからもうひみつはいらないしベースのピックなんて渡してほしくなかった
2006年10月06日
おなかがすいて目が覚めた泣きながら目が覚めた朝よりいくらか幸せだと思った
2006年10月05日
わすれることができるからにんげんいたみを持ち続けることができるからにんげんなんだあたしくるってたわけじゃないのねだってそれがにんげんなんでしょ
2006年10月03日
水平線のその向こうのそのまた先の虹の果ての島あたしはここから詩をとばす夕陽にのって 明日は君へとまわる地球めぐる日々なんかを意識したことなんて無かった明日があることにさえ気づかなかったんだからそれはそれとして当然だったの
2006年10月01日
泣きそうなときはうえを向きなさいってかあさんが言ってたそしたら涙なんかはなみずになっちゃうんだからって「上を向いて歩こう」ってうたはあながちはずれちゃいないんだよって
2006年09月24日
逃げる場所が無いんですってかたつむりなら殻に閉じ籠るところだエスカルゴならどっかのフランス人が食べてくれるあんたが泣いたらあんたのからだは溶けるのかい泣くこともできないあんたはどこにそれを追いやるんだ受け止めるのかただ
2006年09月22日
うおのめだとかたんこぶだとかひびきだけはとぼけて聞こえる当の本人には常に気になる存在だ痛みを伴えば猶のことでもヒトゴトならまぬけに聞こえるもんだ仲の良い友達なら「だっせー」と言ってわらってやるいやにんげんってそんなもんだろうよ同じ痛みなんてひとつとして無いんだから
2006年09月15日
24h開いていることが大前提そこにあってフツーの通り過ぎる日常置いていかれたと思ったときは遅すぎたすきまだらけ並んだ棚の間に立って満たされていた過去を思い知る駆け抜けていった日々をまわっていた時間を誰かがゆるやかに停止スイッチを押すそこにだけそのうち今度は唐突に照明が落とされるんだろうコンビニという所では閉店というのはもう開かないという意味で今日にさよならを言ってまた明日に会いましょうなんて意味合いはどこにも無い
2006年09月12日
冷凍庫に入れられたひとつぶの大きなぶどうは凍っていくうちに痛みを伴なって自らを肥大させたそこから出てすこしばかりしたころ果肉と皮のあいだに溶けだした果汁が泳ぎだした凍った頭でぶどうは考えた空の青さを自分の中にはしる血管を、回路を、外ではつめたく雨が降っていたけれどもぶどうはそんな雨でも自分よりはあたたかいと言って晴れた青の空を思い出すことにした
2006年09月11日
ひとがよろこぶようなことばを並べるのがにがてそれはあたしのことばじゃなくてそのひとたちの好むことばだから
2006年09月09日
散らばったことばを集められない自分がいるそれらの想いにとらわれている自分がいるもともと 強情なのは知っているけれどもこんなに腰が重かったのかとそんな想いにもとらわれていたりする
2006年09月08日
氷室のカキ氷がたべたかったやなで鮎の塩焼きもたべたかった線香花火もしたかったしとおくのうみで削れたガラスも拾いたかったラムネも飲みたかったしもっと陽の下にいたかった電池でうごいてるこのからだは不自由ですきのう気が付いたのは走ることができないということ自分で自分を監禁していた筋力は落ちたけどそのぶんまた走ればいいだけのことです
2006年09月07日
欲しかった実力ってちからを手にいれたらこころが死んだ置いてけぼりで暴走して気が付いたのはずいぶん後だった焦ってたころはそれがなかったころバランスは常に均等にはなっていてくれないおしつぶすことはカンタンなんだろう?
2006年09月06日
終点の駅列車の中で 清掃員が座席の向きを変えている それを見ているのがすきだ 一方方向しか向かない それを大前提とさせる姿 ひどく滑稽だよ
2006年09月05日
出し惜しみはしないでおこうどうせたいしたもんでもないんだろ?
2006年09月02日
ひとりのゆうべを思い返す何が出来たんだろうと思い返すひとつのことでも思い出せたならあたしはいくらか歩めてるのかな横断歩道をしゃんと歩く導く方へ両足はうごく人の間に隙間をみつけたらそれはきっとあたしだけの道認められる自分がそこにいることそればかりを毎日願ってたいつかきっとなんてことばはきらいだったけど今日の自分はいくらかわらってるよあたしのいないあしたはないはず
2006年09月01日
8月31日風はもう9月だった陽射しはもう秋だったぜんぶもう準備は出来ている空は高かった雲はさんまと呼ばれていた気温だけがまだそこでねばっていた日焼け止めをぬっているくすんだ色の服を選ぶ対応しきれないわけじゃないそうやってあたしはあたしの言うところの正常というものをたぐりよせていくこよみのあいだにやまいと正常のあいだに
2006年08月31日
否定的なことばを並べて自分を守ろうとする肯定的なことばを並べて自分を認識しようとするそういうことばかり半ば洗脳的な頭で追い続けている
2006年08月29日
見慣れない模様のバスを眺める歩いたことの無い道を頭に焼き付けるつきあたったのなら折り返す見慣れない今日を学ばせる
2006年08月28日