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2007.02.21
カテゴリ： 藻緯羅の放談
今日は、「肺炎」がテーマであったが、
「やってしまったか？」という感じである。 この種の番組が物議になっている昨今、慎重を期したと思うのだが．．． それとも、各局、不祥事の横並びを目指しているのだろうか。 「やってしまった」と思われるのは、 ・誤解を招きそうな進行 ・危ない実験の紹介 そういう部分があったように思う。 ノート片手に、集中して見ていたわけでないが、 多くの視聴者は、藻緯羅と同様の構えで、気軽に見ていたと思う。 そういう視聴者に対しても、 正確に情報が伝わるような進行が必要である。 「歯茎磨き」で、肺炎の死亡率が半分になると言うのが、 番組の主張である。 しかし、 肺炎が予防出来ると錯覚した視聴者はいないであろうか？ また、 「歯茎磨き」の効果は、脳神経の活性化によるものだろうか？ 歯磨き粉には、喉トローチと同様の殺菌成分が含まれているものもある。 同様でなくとも、少なからず殺菌効果はあるであろう。 その辺りの解説は皆無であった。 さらに、 １０年間に及ぶ論文があるという割には、 紹介したデータは、あまりに、お粗末。 誤嚥の反応実験の様子の紹介は、 進行上は無用のものに思える。 危険な実験として、注意を喚起していたが、 ならば、 結論だけ紹介すれば良い話である。 良かったのは、瀬川瑛子に言わせた 「指で唇をマッサージしてもダメ？」 という突っ込み的質問である。 専門家の回答は、 「いい着想」というものであった。 １０年間研究していて、そういった検証も していなかったのだろうか？ というのが、藻緯羅の感想である。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2007.02.21 22:00:26
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