カテゴリ:星よみ(ホロスコープ リーディング)
この夏公開された映画『バケモノの子』の監督、細田守さんを取り上げたテレビ番組を、先日見ました。
細田守監督の手がけた映画は、わたしはひとつも見ていませんでした。きっと、世代的に、すこしずれがあるのかも知れません。 『ワンピース』とかも、「どうやらあれは新しい神話に触れているアニメらしい」という認識はわたしの中にあるのですが、やはりその世代的なずれから、いまだに読まずにいます。 でも、その細田守監督を取り上げたテレビ番組を見ていて、「彼の作品の中では、入道雲が描かれた、印象的なシーンというのが、必ず出てくる。その入道雲が描かれているシーンとは、夏休みに子どもがひとまわり成長するような、そのようなイメージと重ね合わされている。」ということが、なぜか妙に印象に残り、きっと獅子座に何らかの天体があるのだろうな、と、思ったので、調べてみることにしました。 ☆ ありました。 獅子座25度の木星と28度の金星が、コンジャンクションしています。あぁ、この天体があると、もこもこの威勢の良い夏の入道雲イメージは、幸福な善きイメージとなることでしょうね。 この2天体のコンジャンクションは、牡羊座29度のドラゴンヘッドと、トライン。縁ある人たちとの結びつきも、広げてくれそうです。 そしてまた、さそり座23度の海王星とは、スクエアー。獅子座とさそり座のスクエアーは、「獅子座の熱意で、さそり座の変容を促進させようとする」ところがあります。このあたりが、夏休みの熱い体験が、子どもたちを成長させる、というイメージと、結びついているのかもしれません。 ☆ テレビでは、細田守監督は子どものころ、言葉の発達が遅いということで、障害を持っているとされていた、とのことでした。出生は、天秤座15度の水星で、アスペクトは、オポジションの牡羊座11度の土星だけ。 でも、けっこう、美術系の人たちの中には、似たような体験をしている人、多いです。 水星系の知性などの脳の働きが抑えられている分、金星系の感性などの脳の働きでが活性化するみたいなプロセスが、必要だったのかもと、考えられます。 ☆ 映画製作中の、あのパワフルな姿は、冥王星が絡んでいるのだろうな、と思って番組をみていました。 乙女座21度の冥王星と25度の天王星と26度の太陽の3天体が、コンジャンクションしています。ここには、先ほどの、さそり座23度の海王星がセクスタイルです。 その番組の中では、『バケモノの子』という映画の中には、監督の、実際のお父さんとの関係性やイメージも織り込まれているとのことでした。 占星術では、太陽をお父さんとしてよんだりもします。なるほど、天王星・冥王星コンジャンクションの太陽は、「すご過ぎるバケモノ」イメージなのだと思いました。 細田守監督は、いそがしすぎるお父さんと、ほとんど一緒に暮らしたことが無い、ということでした。乙女座冥王星世代のお父さんたちは、高度成長期を働きづくめで仕事してきた人たち多いので、同じように父親不在の中で成長した人たちは、わたしもふくめて、とても多いのではないでしょうか。 この映画では、父親というものへの限りない思いが、描かれていることが、胸のあたりで感じらました。その細田守監督の父親というものに対する思いは、みんなのお父さんとも、わたしのお父さんとも、共鳴して、響いていますね。 あぁ、あの、もこもこの入道雲の夏のイメージは、そういうお父さん像とも、結びついていたのですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.08.03 16:52:57
[星よみ(ホロスコープ リーディング)] カテゴリの最新記事
|