聖アントニウス の 出生の星配置図チャート。
聖アントニウスのことをネットで調べていたら、生年月日が表記されているのでビックリ。251年01月12日となっていました。好奇心(こんなに古くても、ちゃんと算出されで出るのかな? 聖アントニウスの生き方に合った出生図がでるのかな?)から、SG(スターゲイザーという占星術ソフト)を使って、出してみました。聖アントニウスは、キリスト教の聖人ですが、どのような人生をたどった人だったかを、まずは、ざっと書いてみます。彼は、エジプトのアレクサンドリアに生まれ、キリスト教徒の裕福な父母のもとで育ったそうです。ところが20歳の時にその父母が亡くなり、莫大な遺産を引き継いだらしいのですが、それをすべて寄付して、ひとり砂漠に行き、そこで修行に明け暮れます。悪魔からのさまざまな誘惑にも打ち勝って、街に戻ってから、彼のもとに集まった人たちと禁欲の修道士生活を始めた聖人ということです。街に戻ってからも、修行生活は続き、墓地の地下でひとり修行生活を続けたりしたそうです。そして、356年に105歳の長寿をまっとうして、亡くなったとのこと。251年のチャートがちゃんと出ることにも驚きましたが、出してみると、この聖アントニウスの生き方にあまりにもピッタリなチャートなので、そのことにも驚きました。水瓶座の月と水星は、基本的に、「人類みな兄弟」的な友愛や理念に生きる生活姿勢とものの考え方を表し、射手座の金星は、宗教哲学に燃えることが楽しいことを示しています。そして山羊座の太陽は、本来の山羊座ですと、今・ここに在る社会性にフォーカスして、社会の中で役に立つ人として生きることが本命となって行くわけなのですが、この度数は山羊座22度「敗北を優美に認める将軍」の度数。結果を出すためにあくせく無理をするのではなくて、それよりも、(内面を見つめて)自身の本質について自己確認して行くことにウエイトがある度数といわれています。それにプラスして、この太陽は、ドラゴンテールとオーブ無しのタイトなコンジャンクション。ドラゴンヘッドのほうとコンジャンクションしている場合には、山羊座の太陽を、この人生において開発して行くことに、あくなき探求をすることになるのですが、テールとコンジャンクションしているということは、それはもう(前世などで)やり尽くした感があって、新鮮な魅力は感じられないということになります。魚座の火星は、スピリチュアルへの熱い情熱を、さそり座の木星は、何かにはまって行くことへの肯定感を表しています。そして、人生の最終的な立ち位置をあらわす土星は、射手座。ここには先ほども書きました金星がありますので、精神世界に飛ぶことは、楽しいことでもあり、人生の最終的な立ち位置でもあるということがわかります。まさにスピリチュアルな修道生活は、このチャートの持ち主にとってはピッタリなことであったし、周りの人たちからはどんなに風変わりな変人に受けとめられたとしても、この本人にしてみたら、とても楽しいことであったことがわかります。☆ 今季洋の占い鑑定・占いレッスンは、どうぞ《こちら》をご覧ください。☆ アトリエえんどうまめのHPは、《こちら》です。