カテゴリ:新月と満月。
あした、11月12日(木)未明の02時48分に、さそり座20度で新月です。
《色彩サビアン占星術 2015年度》より、この度数の解説文全文を転記すると次のようになります。 蠍座20度 二つの暗いカーテンを引いている女 A woman drawing two dark curtains aside. 日常的な意識と、 非日常的な意識を 分けているカーテンを 自由に開け閉め できること。 そのような、 精神をうまく コントロールする力を、 身につけることができる。 日常生活と非日常の 活動を切り離して 切り替えるようにすると、 どちらも保護されるし、 両方の面がうまく 成長するように なるはず。 たとえば 話してはならないと思えば、 口を閉ざすこともできる 人になること。 カーテンは空間に仕切りをつくりだすものです。カーテンを開くと、未知の可能性につうじる意識が開き、閉じるとその通路を封じることになります。このシンボルは、カーテンの開閉のように、自分自身をコントロールすることを意味しています。(M) ☆ 先日アップしました「今週の占星術メッセージ」にも書きましたが、ふだんの日常的な意識と、スピリチュアルな非日常の意識を分けているカーテンを、自由に開け閉めできるようになることを、意味している度数です。時間や場所で、この二つの世界をきちんと分けるというのも、良いとされています。 また20度は、「環境に振り回されない」度数とも言われています。 「● 偶然に支配されず好調・不調が関係が無い ● したい時にして、やめたい時に止める ● 過去から未来へ流れる時間と未来から過去に流れる時間が並列している状態 ● 毎日同じことを繰り返していてもそれを退屈とせずに手ごたえを感じながら進める(D)」 このあたりのことも、20度の持つ、キーワードとされています。 参考にしてみてくださいね。 ☆ 新月の直前は、不安定になります、とおっしゃる方も、居られます。 安定したい時には、未来の、次回満月の月の度数に意識の錨(いかり)、つまりアンカーを、降ろしておくことも、おすすめです。 次回満月は、11月26日(木)。 この時の月の度数は、ふたご座04度。「ヒイラギとヤドリギ」の度数で起きます。 ヒイラギやヤドリギという物が、クリスマスの時の気分や情感を、呼び覚ますことが描かれています。たとえそれらを目にしたのが、クリスマスの時期では無いとしても、その物がきっかけとなって、クリスマスの時の雰囲気は呼び覚まされたりするものですよね。 日本の場合は、門松を見るとお正月を、おひな様を見ると三月を、菖蒲と柏餅で五月の、雰囲気や記憶を思い出すということと、同じことのようです。 このようにして、呼び覚まされる記憶は、無意識の中に収納されていると、言われていますね。 そして、このように呼び覚まされた記憶は、匂いや風や光のコントラストなど、その時の雰囲気も忠実に呼び覚ましたりもするものです。 「知性と情感の関係。意識と無意識の関係が密接であることを知り、応用します。あるイメージを取り出すと、そこに経験や情感、あらゆるものが結びついて連動するのです。多くの人は、みなそういう記号と情感の共有をしています。多くの人が共有している連想性を生かすのです。(D)」 さて、みなさまは、この知性と情感の連想性を、どのような場でどのように生かしてゆきますか? ☆ 新月は、スタートのエネルギーに満ちています。未来に種を植えたり・種を意識化するのに、とってもふさわしい時。それでは、どうぞみなさまも、すてきな新月の時期をおすごしください。 ※(D)は『ディグリー占星術』松村潔著、説話社 からの引用です。 ●毎月開催しています『新月のお絵描きリーディング』についてのくわしいことは、どうぞ《こちら》をご覧ください。 来月は、12月11日(金)午後1時からの開催です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2017.09.07 17:52:07
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