カテゴリ:フレンチ・イタリアン・スパニッシュ
夜しか営業していなかったミシュラン☆☆の「ル・マンジュ・トゥー」が第一、第三、第五土曜のみ震災支援ランチを始めたと聞き、これは伺わねばと。
予約したのはサローネとそんなに変わらない時期(一度延ばしているので)。 ドアを開けると1Fが厨房なのでいきなり谷シェフがいらっしゃる。 一番右↓。
谷シェフの本で料理を作ったこともある友人は既に興奮気味。
2Fでは爽やかな笑顔のマダムがお出迎え。 意外と狭いのね~。 簡単な料理の説明。良くあるフレンチの流れるような、ではなくこちらの反応を見ながらという感じなので頭に入り易いです。 アミューズはかぼちゃのムース。 たっぷり空気を含んで滑らかでした。チップは湿気た感じの食感ですが、甘味が感じられますね。 兎のテリーヌ。 ほんとに肉だけ、という固めの仕上がりで荒々しい一皿。 オリーブを砕いたものが散りばめられています。 緑色のはナスタチウムの実。わさびにも似た苦さが。 オマール海老に鯛、そしてトランペット茸。 ミネラルたっぷりのトランペット茸からは磯の香りが。 ソースにもたっぷり浸みこんでいます。 パンの画像がないのに気付きました バームクーヘンさん、シニフィアン・シニフィエなのよ~。 料理の邪魔をしない、いつものSSとはちょっと違う特注のパンです。 さて、どーーんとやって来ました、子羊のロースト。 一瞬引くらいの大きさだった…。 切るのも大変。 表面カリっ、中はレアなのは当然ですが、わたくし、そんなに肉好きではないので、血の滴るような内部をずっと見ていたら若干気持ち悪くなって来ちゃって…。 ただ、そろそろ飽きる頃?というタイミングでマダムがこの肉汁のソースを掛けに来てくださるので、若干復活は致しました。(ジュージュー読む前なら更にきつかったかも…) 嘗て谷シェフは「フランス料理は口腔料理、肉は噛んだ時繊維を断ちきる感覚、食いちぎる食感に仕上げたいんだよね」とおっしゃっていました。 その思いは充分に伝わりました。 お待ちかねのデザートです~。 右上、見た目よりずっと栗感のあるパルフェ。冷た過ぎないからでしょうか? 粒々も入っています。 モンブランの土台、最近食べた中のべストです メレンゲとウエハースの中間ぐらいの食感。 マダムに伺ったところ、メレンゲにキャラメルを加えてじっくり焼いているのだと。 だからこんなに香ばしいのね。 小さいのはヘーゼルナッツをビターなチョコでくるんだもの。 ミニャルディーズは。 お腹いっぱいで段々わからなくなって来ましたが、コンフィズリー(右)はフランボワーズだったかと。 ここ、お菓子のレベルが高いですね。 パティシエが独立されたら買いに行きたい 震災支援ランチは「やれるところまでやる」とのこと。 じゅあんさんも書かれてるように「のほほんと食事しながら寄付もしてプチ自己満足感」を味わったのでした。 ル・マンジュ・トゥー (フレンチ / 牛込神楽坂駅、神楽坂駅、牛込柳町駅) ブログランキングに参加しています。 谷シェフの心意気やよし、と思われましたら 応援クリックお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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