日本語ペラペラ許一家
今回は先日の許銘傑投手お誕生日インタビュー記事の2番目のを。一家で日本語ペラペラになったという話。[記事]女兒日語比他還溜(自由時報)(big5)(12/2)去年までは許銘傑には通訳がいたが、今年から自立自強しなければならなくなった。しかし彼が自嘲して言うに、「今は我が家ではボクの日本語がいちばんダメだよ」。正規の日本語教育を受けていない許銘傑が言うには、「僕の日本語はあんまりうまくないよ。一般の会話はほとんど通じるけど、読むのが苦手で」。でも釣りが大好きな許銘傑はいつも釣り雑誌を読んでいるので、自然と日本語の語彙が豊かになっているのだ。妻の佳伶さんは自分の日本語は上手くないと謙遜するが、実のところ許銘傑の日常生活はみんな彼女に頼っているのだ。早いうちから佳伶は一般の日本の主婦と同じようにできた。彼女曰く、「実のところ日本に来て日本語の勉強をしたのは3,4ヵ月だけ。日本の人と話すことで早く上達しました」。出産後にママ友達と意見交換することで急激に上達したという。娘さんは小さい頃から日本で教育を受けている。許銘傑曰く、「彼女の日本語は僕よりずっとうまくなったよ」。球団は今年、彼に通訳をつけなかったが、彼も笑って曰く「僕がこんなに長くやっているのに、話せなかったら恥ずかしいよね」。一家で許投手がいちばん日本語が下手なんだって。意外な。許投手もラジオなどを聞いた限りでは十分うまいと思うのですけどもね~。それにしても、奥様はたくましいこと。私の周りにも旦那さんの転勤で一家で海外赴任して戻ってらしたかたがいらっしゃいますが、性格的に海外になじめない人だと引き籠りがちになるという話も聞きますので。旦那さんはある程度の語学力があるから海外赴任するっていう部分もあるし、仕事だから嫌でも外へ出ることになりますが(←それはそれで大変だけど)、奥様は言葉が全くダメでもついて行かざるを得ない場合も。ちょっとした書類一つ書くのにも旦那さんに手伝ってもらわないとできず、何もできない無力さで旦那さんに八つ当たりしてしまった、なんていう話も聞きました。日本人が多い地域ならまだ良いけど、そうじゃないとなおさら閉じ籠っちゃったりしそうです。許投手がどこに住んでいるのかわかりませんが(←埼玉って書いてあるから所沢近辺なんだろうけど)、あのへんって台湾人中国人のかたって多いんでしょうか。ま、これなら一家でずっと日本に住むことになっても大丈夫そうですね~。確か郭泰源さんの奥様はあんまり日本に馴染めなくて、なので引退すると同時に家族みんなで帰国したとかいう話じゃなかったでしたっけ。