仲村恒一さん日大監督に
先日知りましたが、日本大学野球部の監督に仲村恒一さんが就任。→[記事]日大新監督に仲村恒一氏が就任/東都(サンスポ)(8/31)仲村さんは東芝府中の最後の監督さんです。仲村さんって日大出身だったんですねぇ。プロへ送り出した戸部浩投手や清水直行投手は大学の後輩だったわけか。日大は一部にいて当然の学校だっていう認識でしたけども、現在は二部リーグ。しかも春季リーグは二部でも5位に終わって鈴木博識前監督が退任、Hondaにいた衣川隆夫コーチがつなぎで監督代行をしていて、今回後任に選ばれたのが仲村監督なのだそうです。(ベースボールマガジン社の「大学野球」2009秋季リーグ展望号ではまだ衣川さんが監督代行になっています)私は東芝府中がきっかけで社会人野球を見るようになったので今でも強く思い入れがありますが、といっても最後の1年半しか知りません。だから仲村さんのこともたいして知らない。でも私が見ていた東芝府中の野球は紛れもなく仲村さんの野球。仲村さんの経験が外で活かされるというのはうれしいことです。10年前、東芝府中が日産に敗れて歴史に終止符を打った日(最近記事などで良く目にする、日産のゴーン社長が自ら観戦して野球部の存続を約束したという試合です)。試合後に球場の外で待っていると、引き揚げて来るほとんどの選手の方々は堅い表情。泣きながら出て来る選手もいて(←いま千葉ロッテにいるひと)、それはそれは悲壮感に満ちた空間。そんな中でおぼろげな記憶ですが、仲村さんは正面出口のところで、意外とサバサバした感じでお話しされていました。やることはやったということだったか。この東芝府中最後の試合の指揮を仲村さんがとったのが1999年の7月。検索してみるとこの間は社業に就かれていたとのことなので、ちょうど10年ぶりの現場復帰。で、今日、日大は秋季リーグの初戦。結果は春季二部優勝の専修大に逆転負けとのこと。就任したばかりでまだ選手のことを把握する時間も十分でないのかも知れませんし、これからですね。東芝には今は日大出身の選手はいませんが、また選手が入ってくるようになったりするのかな。(日大からはかずさマジックには良く選手が入って来る印象ですが)●クラブ選手権はトータル阪神が優勝クラブ選手権は今日が決勝で、西近畿代表のトータル阪神が優勝とのこと。日本選手権の出場権も獲得。初出場で初優勝だそうですが、全足利クラブなど強そうなチームを次々と破っての優勝、さすが兵庫の企業チームと接戦するだけのことはあるらしい。全府中は準優勝の松山フェニックスに一回戦で敗れて敗退。杉本忠投手が力投したみたいだけど、終盤に失策絡みで逆転されてしまったそうで。JABA公式によれば、仲村さんの教え子の元東芝府中、西村英史選手と吉野直樹選手は1,2番で出場したようです。神奈川から出場の横浜金港クラブは2試合続けてタイブレークを戦った末、二回戦で敗退とのこと。お疲れさまでした。