めだかちゃんらぶー

こう何日も天気が悪いと、なんとなく気が滅入ってしまいます。
人間、お日様が必要なのをとても実感します。

こんなときこそ、お気に入りのDVDの登場！

大好きな、大好きなRENTの登場

【DVD】RENT／レント　デラックス・コレクターズ・エディション／ロザリオ・ドーソン

ちゃんと5.1サラウンドにして、アンプもつけて。
今、これを書きながら観ています。
何度も観て、観まくって、CDにいたっては数え切れないくらい聴いて。
CDの曲が変わるたびに頭の中でそのシーンが再現されるくらい観まくっている、この映画。

気がつけば見入ってしまい、あっという間に２時間が過ぎてしまいました。
どの曲も歌詞も、一つ一つ宝石が散りばめられているかのように眩しい光を放っているようです。
ハッとさせられる歌詞も数多く、本当に本当に素敵な作品です。

この映画の監督自体はクリス・コロンバスですが、元々は今は亡きジャナサン・ラーソンがオフ・ブロードウェイから出発し、オン・ブロードウェイでロングラン公演までしたミュージカルの名作です。

CDで曲だけを聴いているのもそれはそれでいいのですが、映像と音楽が合わさると本当に素敵です。
CDではカットされているノックの音、衣擦れ、足音、物が落ちた音…様々な音が曲の中で活かされていて、今まで私が観たミュージカル＆ミュージカル映画の中ではダントツで１位です。

このような不謹慎な言い方は気に触る方もいるかと思いますが、ジョナサン・ラーソンはあまりにも完璧な作品を創りあげたため芸術の神・ミューズに愛されすぎて、この１作で彼らの言う神の元へ召されてしまったのではないかと思うほどです。
不謹慎なのは充分承知しています。
が、私にはその才能を与えてくださらなかったミューズに愛されて、その御手に抱かれているジジョナサン・ラーソンが私には羨ましいのです。

私も１度だけ、ミューズに出会えたことがあります。
自分でも分からないなにかの力が、グイグイと自分の中の…というより、そのとき一緒に合唱をしていたみんなを１段高く引きあげてくれていると感じたのです。
錯覚ではないと思います。
歌い終わった瞬間、みんな泣き出してしまい、その後は２度とあの高みに上れないことを何度練習しても実感し、話していたのだから。

それ故に、私はジャナサン・ラーソンが羨ましい。
ミューズに愛されている彼が。
私は、私の愛するミューズに愛されていないから。

うわ、気分転換でRENTを観たつもりがジジョナサン・ラーソンに嫉妬している自分を発見してしまって恥ずかしい。
嫉妬は醜いから嫌いなのに。

今度はスターシップ・トゥルーパーズにしよっと。