明日病院へ・・・ももちゃん
溺愛・・・。「龍也は、ももを可愛がりすぎだ!」と龍也くんのお父様が私に言う。龍也くんのお父様は、まるで池中玄太のような人で、声はでかく、曲がったことがキライ、そして涙もろく、人情味ある明るい性格だ。そのお父様、常日頃から龍也くんのももちゃんに対する溺愛ぶりを嘆く。「そうだよねー・・・でも、もも命だからしょうがないよー」と私。でも、確かにももちゃん主導で暮らしてる龍也くんを見てると、「この人大丈夫かしら?」と思うことが度々ある。今日も、「ももちゃんさ、耳っていうか頭振ってるんだよ・・・耳また病気かな?」と心配そうに言ってきた。私が、「それ単にブルブルしただけじゃないの?」と言うと、「オレは毎日ももちゃんと散歩してるんだよ!そのブルブルとは、明らかに違うからいってるんだ!」といきなり怒鳴る。「なになに!?そこ怒るところじゃなよー」と私。結局、明日病院へ連れていくということで決着・・・。お父様、あなたのおっしゃるとおり龍也くんは、ももちゃんを可愛がりすぎておるように思われます。しかし、なんともないといいなあももちゃん・・・。