今を捨てる
「今を」 時を、どんどん捨ててく。 朝の二度寝しそうな時を。お風呂で骨に熱さが沁みて溶けちゃいそうな時を。ヤフオクでぽちぽち合戦してる時を。 うちの中の色々がいつからか バラバラになってしまってる。まとめようがないのだから、仕方が無い。 モノを捨てるだけじゃなく 時も。じゃないと 色々に溺れて、この先の一歩を忘れてしまう。踏み出せんくなる。 近所の高台をのろのろ走りながら、焦る気持ちを押さえてまず、今すべきことを 言い聞かせてみたり。 なかなか、一度掴んだものは 馴染んだものは 手放せないもんだなぁ。繰り返し 繰り返し 繰り返しボタンに伸びる手を 押さえる(忘れる)方法は…今を捨てるしかない。