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田牧大和さんの『三悪人』を読み終えました。
田牧さんの作品は、空港で偶然購入した『花合せ 濱次お役者双六』、『泣き菩薩』に続いての三冊目の購入です。寝る前にちょこちょこ読んでいたので、読み終えるのに時間がかかりましたが、期待通りでした。 【内容情報】(「BOOK」データベースより)?水野様が老中にでもおなりになれば、俺達の出世は思いのまま?。目黒・祐天寺の火事で焼死した若い僧は、遠山金四郎のなじみの遊女・夕顔の弟だった。姉弟は、水野忠邦の政敵の落とし胤。忠邦の弱みを握りたい鳥居耀蔵は、火事の裏に何かあると勘づいて、金四郎に働きかける。騙されたら、騙し返せ。駆け引きこそが生き甲斐だ。 若き遠山金四郎、水野忠邦、鳥居耀蔵の三人が主な主人公です。正確には、鳥居耀蔵は遠山金四郎をサポートする役なので、遠山金四郎と水野忠邦の騙し合いのお話です。遠山金四郎は、やっぱり正義の見方なので、三悪人という題名はちょっと合わないような気がします。最後のちょっと前の部分での殺人が不必要な気がするのをのぞけば、よくできているお話だと思います。どの登場人物もそれぞれ生き生きと描かれていて、さらに田牧さんの作品を読みたくなりました。 「科学ジャーナリスト賞2008」 を受賞作 『メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学』 著者: 松永和紀 出版社: 光文社 サイズ: 新書 発行年月: 2007年04月 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 世界に氾濫するトンデモ科学報道。納豆ダイエット捏造騒動を機に健康情報番組の問題点は知られるようになってきたが、テレビを批判する新聞や週刊誌にも、あやしい健康情報が山ほどある。そこには、センセーショナルな話題に引っ張られるメディアの構造、記者・取材者の不勉強や勘違い、思い込み、そして、それを利用する企業や市民団体など、さまざまな要素が絡んでいる。本書では、さまざまな具体例をもとにメディア・バイアスの構造を解き明かし、科学情報の真贋の見極め方、リスク評価の視点を解説する。 【著者情報】(「BOOK」データベースより) 松永和紀(マツナガワキ) 1963年長崎市生まれの東京育ち。京都大学大学院農学研究科修士課程修了(農芸化学専攻)。毎日新聞社の記者として10年勤めた後に退職し、フリーの科学ライターとして活動を開始。得意分野は農業、食品、環境など。日経BP社のサイト「Food Science食の機能と安全」で2004年4月より「松永和紀のアグリ話」を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 23, 2011 07:33:35 PM
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